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『大規模修繕』ってなぁに?

大規模修繕の豆知識 2022.03.01 (Tue) 更新

皆さま、こんにちは!

この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます!

レアテック株式会社の羽根木晃子です。

 

今年も早いもので3月に入り、2ヵ月が過ぎました。本当に、月日が経つのは早いなぁ~と感じます(^^;

 

そして本日、31日はリノブルの運営会社「レアテック株式会社」の創業記念日です。

おかげさまで、24周年を迎えました。ありがとうございます!

 

これからも「レアテック株式会社」は、皆さまにより一層喜んで頂けるように

レアテック株式会社代表の杉山卓弥とスタッフ一同が、力を合わせて精進してまいりますので、

今後もお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

話は変わりますが、今までこちらのブログでは「大規模修繕」に関する色々な情報をお伝えしてますが、

そもそも「大規模修繕ってなぁに?」と思われている方へ、今回は「大規模修繕」について、詳しく解説したいと思います!

 

1.大規模修繕ってなぁに?

そもそも「大規模修繕」とは、何なのでしょうか?

国土交通省では、「大規模修繕」の定義として、

 

「マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するために行う修繕工事や、必要に応じて建物及び

設備の性能向上を図るために行う改修工事のうち、工事内容が大規模、工事費が高額、工事期間が長期間にわたる

もの等をいう。」

 

と、定義されています。

 

また、国土交通省では、建築基準法に基づいてマンションの改修・建替えについて詳細を記載した、

ガイドラインも公開しています。(参照:国土交通省/マンションの改修・建替え等について

 

このガイドラインの中で、「2.マンションの改修等について」の部分で、具体的かつ詳細に記されていて、

下記の通りです。

 

「マンションの経年に伴う劣化や不具合に対しては、大規模修繕等の計画修繕を適切に実施していくことが必要。

また高経年のマンションでは、質及び価値を長持ちさせていくために、修繕による性能の回復に加えて、

現在の居住水準・生活水準に見合うようマンションの性能をグレードアップし、住みよいマンションにしていく

ことが重要」

 

と書かれております。

 

要約しますと、

マンションの劣化や不具合を修繕するために、大規模修繕などの計画を立てて適切に工事を実施すること。

また、築年数が古いマンションは、その価値と品質を長持ちさせるために、修繕による建物性能の回復だけにとどまらず、

今現在の生活水準に合うように建物自体をグレードアップさせて住みやすくすること。

この2点が重要であるとしており、そのために行われるのが「大規模修繕」なのです!

 

2.修繕と改修について

次に「修繕」と「改修」についてです。

「大規模修繕」を語る上で、この二つのキーワードは切っても切り離せませんので、「修繕」と「改修」について、

しっかりとご理解していただきたいと思います。

 

「修繕」と「改修」、どちらも同じように使われる言葉ではありますが、この二つの言葉にどのような違いがあるのでしょうか?

 

国土交通省のガイドラインよりご説明しますと、下記の通りとなります。

 

「『修繕』とは、建物の劣化した部材や設備を修理・取替を行い、建物の性能・機能を実用上支障のない状態まで回復させる行為」

また

「『改修』とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物の性能を改善する変更工事」

 

と記載されております。

 

建物は竣工した直後から毎日、紫外線や風雨、地震・台風など様々な要因によって経年劣化が進行していきます。

その劣化した箇所を修理したり、屋上や外壁の塗装をしたり、防水工事を施すことによって、

建設当初の水準レベルにまで戻すことを「修繕」とイメージできますよね。

 

一方で、近年では高経年のマンションも増え、そこに住んでいる方の高齢化も進んでいる事から、

建物の水準を戻す、単なる「修繕」ではとどまらず、「改修」によるマンション全体のアップグレードを図る場合が

増えてきています。

 

築年数が古いマンションは、バリアフリーに対応できていなかったり、設備自体が古かったりしますからね。

そうしたものをグレードアップさせることで、みんなが住みやすい環境を整えて、マンションの価値と品質を上げて

長持ちさせましょう!と、言うのが「改修」です。

 

さて皆さま、ここで「大規模修繕」という言葉の意味をもう一度、思い出してみましょう。

 

「大規模修繕」の「修繕」とは、建物の性能や機能を支障のない状態まで回復させる工事でしたよね?

 

ですが、国土交通省のガイドラインでは「大規模修繕」の定義として、

「修繕による性能の回復に加えて、現在の居住水準・生活水準に見合うようマンションの性能をグレードアップし、

住みよいマンションにしていくことが重要」

と定義されています。

 

つまり、「大規模修繕」は、「修繕」だけではなく「改修」も行ってくださいね!と言っているのです。

 

なんだか、ややこしいですね(^^;

 

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」では、実はこの「大規模修繕」と言う文言自体に以前から

違和感があったのです...。

 

3.大規模修繕専門家の本音の話

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」が、何故「大規模修繕」と言う文言自体に違和感を抱いているかと言いますと、

 

マンション建設から竣工し、一般的に築年数が10年から15年位が経過した後に、

第一回目の「大規模修繕」と呼ばれる工事が実施される場合が多いかと思います。

 

その際、私どもが行う「大規模修繕」の仕様の場合、しっかりと事前に診断を精密に実施し、その上で、

その建物独自の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工をします。

 

故に実は「大規模修繕」自体がレベルアップし、マンションが長持ちして資産価値が向上する

「大規模改修」に結果としてなっているのです。

 

「改修」というのは、何も高経年のマンションにエレベーターを取り付けるとか、バリアフリーに対応するとか、

お金のかかる機械式駐車場を平面駐車場にするとかだけの、大掛かりな別な工事だけでは、実はないのです!

 

4.「改修」と呼べる品質の高い「大規模修繕」を実現するには

ここまで、私ども「RENOBLE/リノブル」が行う「大規模修繕(改修)」についてお話してまいりました。

では実際に、どのように「大規模修繕」を進めていけば一番良いのでしょうか?

 

皆さまの修繕積立金や修繕費用を無駄にせず、コストを掛けないでマンション・アパートを長持ちさせるためには、

私どもの今までの場数や経験上のお話をしますと、10数年に一回の「大規模修繕」を待たずに、

こまめな診断を実施し、劣化が著しく危険になる前に細かな小修繕を繰り返して、来るべく大修繕に備えるのです。

 

つまり、常にマンション・アパートの現状を把握しておくことが肝心なのです!

 

そしてその後、その建物の「大規模修繕」の「機」が熟したところで、仮設が必要な箇所をまとめて

「改修」と呼べる品質の高い「大規模改修(修繕)工事」を実施することが、

建物の資産価値向上への近道なのです!

 

ですが、常に建物の現状を把握するのは中々難しいですよね。

 

もちろん、まめに建物をメンテナンスしている方もいらっしゃいますが、

ご自分が住んでいない賃貸物件や、あるいは分譲マンションの現状を常に把握するなんて、ムリだ...

と、お思いの方へ! 私たち「RENOBLE/リノブル」がお手伝いさせていただきます!

 

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック株式会社」は、北陸を中心に皆さまご存知の数多くのシンボリックな

ビルやマンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを解析し、建物の超長寿命化や

資産価値再生と向上を考慮した改修工事やリノベーションの提案・施工を行ってまいりました。

 

これまでの経験と実績を基に、「RENOBLE/リノブル」が自信を持って、

皆さまの大切な建物の調査診断をさせていただきます‼

 

 

それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします!

 

 

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