スタッフブログ大規模修繕に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

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「忍び寄る劣化に注意!建物の修繕時期」

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます!   はじめまして!今年の4月から入社いたしましたレアテック株式会社の山本葉月です! 毎日明るく笑顔を忘れずに業務を行うことを心掛けています。 皆さまに正確な情報をお伝えしていけるよう私自身もたくさん勉強をして頑張っていきたいと思います! これからよろしくお願い致します!   さて、本日は「忍び寄る劣化に注意!建物の修繕時期」についてです。   アパート・マンションをお持ちのオーナーの皆さまは、 入居者の皆さまが快適に暮らせるよう、物件の外壁や屋根・屋上などの外装部分や 廊下・階段などの共用部の修繕義務を負っています。   家賃とは別で共益費や管理費を徴収していれば尚更、 入居者様の安全を確保するためにも定期的な物件の修繕工事は必要不可欠です。 そこで今回は、「どのようなタイミングで建物の修繕を実施すればよいのか?」 詳しく解説したいと思います!   一般的に大規模修繕の修繕周期は「12年~」と言われています。 しかし、必ず12年位ごとに大規模修繕をしなければいけないというわけではありません。 重要なのは、各部位の修繕周期を知り、必要な工事を必要な時期に実施することなのです!   では各部材の修繕周期を詳しく見ていきましょう! 下の図は鉄筋コンクリート造(RC造)10戸(1K)の物件を例に修繕するべき部位と時期を表したものになります。       建物の劣化は築後10年~15年で日々、直射日光(紫外線)や風雨にさらされている 外壁や屋根材などの劣化や不具合が出はじめてきます。   そして16年~20年ほど年数がたつと給排水管や外壁の内側・躯体の痛みなど 目に見えない部分の劣化が進行し始めてきます。 更に21年~25年、そして30年と年数が経過する毎に 浴室設備や外構など建物のありとあらゆる部分で劣化が出てきます。   ここで皆さまにとって建物の劣化をわかりやすくお伝えするために、 外壁の劣化事象をいくつか例にあげてみましょう。 劣化事象には外壁塗装の塗膜の剥がれが生じる、シーリング材の剥離・破断が進む、 屋根材や外壁材のひび割れが起こるなどがあります。   [caption id="attachment_20285" align="alignnone" width="350"] ※外壁塗装の塗膜剥がれ状況[/caption]   ※シーリング材の破断状況   ※外壁材のひび割れ(チョーキング現象)状況   これらの事象はすべて建物の防水性能の低下に繋がっていき、 その防水性能の低下は、建物全体の劣化を促進させるのです!   「防水性能が低下すると建物に何が起こるのか?」 皆さまにとって一番聞きなじみがあるものといえば室内への「雨漏り」ですね。 それ以外にも、建物の断熱材の腐食や建物の基礎であるコンクリートのひび割れ・欠損などが起こります。   さらに外壁の中に雨水が浸入することによって苔や藻類の繁殖が増え、 建物の美観性も損なわれてしまいます。   [caption id="attachment_20287" align="alignnone" width="350"] ※外壁に苔の繁殖状況[/caption]   建物の“劣化”は私たち人間でいう“病気”や“怪我”と同じです。 しかし、建物の“病気”や“怪我”を放置せず、人間ドックや健康診断にあたる適切な建物の“調査・診断”をし、 “修繕・改修”という名の適切な“治療・手術”を施せば、建物の長寿命化に繋げることができるのです。   ぜひとも一度ご所有する建物の劣化状況を知るための点検や調査を実施してみてください。 建物調査をすれば修繕の必要性がわかりますので、上記の「修繕時期の目安図」をぜひご活用ください。   入居者さまからのクレームや事故が起きてからでは手遅れです。 入居者の皆さまが安心して暮らせる環境を整えて、みんなに喜んでもらえる大家さんになりましょう! アパート・マンション等賃貸物件をお持ちのオーナーの皆さまの、今後の賃貸経営のご参考になれば幸いです。   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!   リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年8月17日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

建物を長持ちさせるために必要なメンテナンスとは?

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます!   初めまして。今年の4月に入社いたしました、レアテック株式会社の奥田りさと申します。 一日でも早く仕事を覚えて、皆さまにわかりやすい情報をお届けできるように頑張りたいと思います! これからどうぞよろしくお願いいたします。   さて、前回のブログでは、アパート・マンションのメンテナンスの重要性をご紹介しましたが、 本日は「建物を長持ちさせるために必要なメンテナンス」について解説したいと思います!   アパート・マンションなどの賃貸物件において、メンテナンスが必要不可欠な部分はどこか? 皆さまはご存じでしょうか? それは、外壁塗装や屋上・バルコニーなどの防水工事はもちろんの事、 各種設備のメンテナンスが重要になります。 これらのメンテナンスを怠ってしまうと、建物の劣化は進行しやすくなると言われています。 そこで今回は、「建物を長持ちさせるために必要なメンテナンス」の詳細を説明していきます!     長持ちさせるメンテナンス その1 ≪建物の大規模修繕工事≫ 建物の大規模修繕工事とは、計画的に行う修繕工事の事で、 「修繕」とは、「劣化した建物や設備などを建設した当初の水準まで原状復帰させる工事」を指します。 一般的には12年~15年程度を目安にして行うのが理想と言われていますが、多額の費用が掛かりますので、 建物の劣化状況に応じて、必要なタイミングで適切な大規模修繕工事を行っていく必要があります。     長持ちさせるメンテナンス その2 ≪設備関係などの小規模修繕工事≫ 建物のメンテナンスとして必要な工事でもう一つ挙げられるのが、 「多額の費用を要さずに行う計画的な修繕」、小規模な設備などの小工事です。 小工事の考え方として、将来、行わなければいけない大規模修繕の費用を抑えるための 手段の一つであるとも言われます。   建物は傷み方や劣化の進行状況がどれも均一というわけではないため、 必ずしも全ての範囲を同時に修繕する必要はありません。 ですが、大規模修繕工事を行う目安の時期(12年~15年)が到来したばかりに、 本来は修繕の必要がない部分まで一度にまとめて修繕を行う大規模修繕のケースも見られます。 すると、余計な修繕費が発生し、大きな負担になります。 ですので、非常事態に備えて、また修繕費用を抑えるためにも日頃から設備関係などの メンテナンスを行うことが大切になるのです。   しかし、建物の修繕において、外壁など劣化が目に見える部分は、工事のタイミングを判断できますが、 設備関係は普段、オーナー様はあまり目にする機会が少ないため、設備工事は意外と疎かになりがちです。 生活に直結する設備は見えづらい箇所こそ定期的な点検を受けることが大切なのです。   そこで、設備工事の中でも「給排水設備」、「電気設備」、「ガス設備」の3つに焦点を当てて メンテナンスのポイントを解説していきます!   ①給排水設備 給排水設備の工事目安として、給排水管は15年、給排水ポンプは13年が一般的に言われる周期になります。 水回り設備は、メンテナンスを怠ると不衛生な状態になりますし、 水道管の破裂など事故に繋がる前に点検を行いましょう。     ②電気設備 電気設備の中でも、共用部分の廊下や階段に設置されている照明器具は およそ15年が交換の目安になっています。 近年は、照明器具交換の際に、長寿命で消費電力が少ないLED照明に変更する アパートやマンションも増えています。     ③ガス設備   ガス設備については、屋外のガス管などが修繕箇所となりますが、およそ20年ほどが取替えの目安です。 しかし、ガス漏れなどに繋がると大きな被害に繋がる可能性があるので、 早めの点検や取り換えが重要となります。     以上が、建物を長持ちさせるために必要なメンテナンスのポイントになります。   アパート・マンションなどの建物をメンテナンスする際は、 計画性と時に状況に応じた柔軟性も大切になってきます! また、建物を長持ちさせるためには、劣化の進行を最小限に抑えることも重要です。 メンテナンスを怠ってしまうと劣化が進行し、後に多額の修繕費用が掛かる恐れがあります。 そうなる前に、建物の大規模修繕工事や設備関係などの小規模修繕工事をご検討する事をおすすめします。                               それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年8月8日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

夏期休暇期間についてのお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、誠に有難うございます。 さて、本年の夏期休暇についてお知らせ申し上げます。 この度弊社では、下記日程の期間を休業とさせていただくこととなりました。 ご不便をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。     ■夏季休暇期間 8月13日(土)~ 8月16日(火) 2022年8月7日 更新
ニュース&トピックス

アパート・マンションのメンテナンスの重要性

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   気が付けば、今年の梅雨は、あっ!と言う間に明けていましたね(^^; しかも、全国的に6月下旬に梅雨明けと言うのは、異例中の異例だったそうです。   梅雨明けのあとは、暑い時期が長く続くと予想されておりますので、 皆さま体調管理を充分にして、お過ごしいただきたいと思います。     さて、本日は「アパート・マンションのメンテナンスの重要性」についてです。   アパート・マンションをお持ちのオーナーの皆さまは、 日頃から大切な資産である建物のメンテナンスをしっかりと行っていますでしょうか? 今回は、「なぜ、建物はメンテナンスを行う必要があるのか?」 その理由について、改めて解説したいと思います!   ≪その1 建物を長持ちさせるため≫ 建物は、年数が経過するにつれ自然と劣化が進んでいきます。 しかし、その劣化に対して早めに修繕を行うことで建物は長持ちします。 「建物の全体的にはまだ劣化が目立っていないから大丈夫」という考え方ではなく、 劣化が進行する前に、定期的なメンテナンスを行う事が、建物を長持ちさせるポイントなのです。 アパートやマンション等の建物維持保全は「予防保全」を観点に考えましょう!   ≪その2 入居率を保つため≫ 劣化が放置されたメンテナンスの行き届いていない物件は、どうしても外観の見栄えが悪くなってしまいます。 そのような状態では入居する方のお部屋探しの候補に選ばれにくくなり、入居率はどんどん低下してしまいます。   最近のお部屋探しと言いますと、スマートフォンの普及により、色々なポータルサイトで物件を探し、 その中で気になったお部屋があればクリックして、間取り図を見たり、 そのお部屋に関する詳細な情報を確認したりするのはもちろんの事、 その他では、そのマンションやアパートの「外観」が、キレイかお洒落なのか必ずしっかりとチェックするようです。   また、Googleマップを活用して、その物件の「外観や状況」、近隣施設、周辺環境などをリサーチし、 そこで毎日生活するイメージをしてお部屋探しをする人が増えているみたいです。   そのため、物件の経年劣化をそのままにして放置しておくと、「外観」を見た際に、お部屋探しの候補から外れてしまい、 「内見」に進んでもらえない傾向が顕著なのです。   さらに、建物の経年劣化によって雨漏りなど不具合が発生することで居住者の退去につながる可能性もあります。   ですので、入居率を保つためには、綺麗な「外観」や建物のメンテナンスが重要なポイントになるのです。 皆様ご所有の建物を気に入ってもらい「内見」してもらうためにも、定期的に建物のメンテナンスを行い、 手入れの行き届いた綺麗な「外観」を維持しましょう。   入居者様に選ばれるように、そして収益物件として機能させるためにも、 建物のメンテナンスは重要なのです。   ≪その3 建物の修繕に掛ける費用を抑えるため≫ 放置された小さな劣化は年数が経つにつれ大きな劣化となり、また色んな箇所に欠陥が出てきます。 それらをまとめて一度に工事を行えば、それだけ多くの費用も掛かってしまいます。 ですが、こまめにメンテナンスを行うことで、大きな出費を避けることができ、 修繕に掛ける費用も確保しやすくなります。     以上が、建物メンテナンスにおける3つの重要ポイントになります。 アパート・マンションの定期的なメンテナンスは⇒ ⇒その建物の“性能 “や、“魅力”を維持することができ⇒ ⇒その結果、入居率及び家賃収入が確保され⇒ ⇒また新たな修繕計画にも費用を掛けることができる。   ※修繕サイクルのイメージ図   つまり、「建物の定期的なメンテナンスは」、 賃貸経営の “好循環”を生み出すことができるのです!   アパート・マンション等賃貸物件をお持ちのオーナーの皆さまの、今後の賃貸経営のご参考になれば幸いです。 ※before ※after それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年7月25日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

『RENOBLE/リノブル』施工事例集 災害復旧工事編

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   先月の6月19日と6月20日に石川県能登地方で大きな地震が発生して、2週間が経ちました。 改めまして、この度の石川県能登地方を震源とする地震により、 被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 一日でも早く、皆様が通常通りの平穏な生活に戻れます事をお祈り申し上げます。   これから本格的な夏に突入し、新型コロナウイルス対策もしながら、 熱中症対策にも注意しなければならず、そんな中で行う復旧作業に皆さま手間取っていませんか? まずは、皆さまのお身体が一番大切ですので、今後も体調管理には充分にご留意いただきたいと思います。   話は変わりますが「RENOBLE/リノブル」を運営しております、私ども「レアテック株式会社」は ビル・アパート・マンション等の建物の調査診断をはじめ、その診断データを基に建物の超寿命化や 資産価値の再生・向上を考慮した修繕改修工事を数多く行って参りました。   手前味噌で大変、恐縮ではございますが、2011年、東日本大震災が発生した当時、 弊社「レアテック株式会社」の過去の実績や、診断・躯体改修の技術力を高く評価され、 メーカー推薦によって、レアテック株式会社が、宮城県庁舎の災害復旧工事を指名されて、 災害復旧工事に携わった経験がございます。   レアテックの代表である杉山は震災から6日後に、 「被災建築物応急危険度判定」の支援を要請され、福島県・岩手県と現地入りし、 建物の被災状況の診断や判定をし、その後レアテックの社員も災害復旧の診断や工事に取り組んだのだそうです。   今回はその当時の「宮城県庁舎災害復旧工事」の施工事例を一部ご紹介したいと思います。     こちらの建物が「宮城県警察本部庁舎」です。           ご覧の通り、沢山の外壁タイルが地震の影響で剥がれて落ち、 まだ外壁から落ちていないタイルも実は、壁面から浮いた状態となっているため、                 余震の影響でまたいつタイルが剥がれ落ちてもおかしくない、非常に危険な状態でした。      このような外壁タイルの修繕は、実はとても複雑です。 なぜなら、「その建物がどの様な構造で納まりや仕上げがされて建てられているのか?」とか、 「その建物はどの様な立地条件に建てられ、何年が経過しているのか?」とか、 「建物が建てられてから今までにどのような劣化や修繕履歴があるのか?」などなど... 様々な条件を踏まえた上で、建物の状況を調査診断し、その劣化状況を判断した上で、修繕工事の工法を選定しなければなりません。   綿密な調査診断を行った上で工法を選定しなければ、その建物に合っていない工法で工事を実施しても、 結局またすぐに、壁面からタイルが浮いたり、落ちたりしてしまうからです。   正確な調査診断のためには、現場を直接視て調査診断をしなければならず、弊社レアテックの診断スタッフも、 もちろん現地へ向かいました。仙台へは車で何十時間もかけて向かったそうです。   そうして、現地をくまなく視て調査診断を行った結果、「外壁タイル剥落防止工事」で選定した工法は 「ニュークイック工法」と呼ばれる工法です。   この「ニュークイック工法」ですが、簡単に説明しますと、 外壁から浮いてるタイルに穴をあけて(「穿孔」せんこうと言います)、 その穴から接着剤を充填し(「注入」ちゅうにゅうと言います)、ピンでタイルを固定するという工法です。     ※ドリルで穴をあけていきます。     ※穴をあけた箇所にエポキシ樹脂という接着剤を注入していきます。     ※樹脂を注入後、アンカーピンと呼ばれるピンで固定します。     こうすることで、躯体とタイルを一体化させることができます。 この「ニュークイック工法」を行えば、多少の揺れや振動が起きてもタイルが落ちる心配はありません。   また、躯体とタイルが一体化しているという事は、 もしまた大きな地震が起き、躯体に亀裂が生じた場合、タイルにも同じ様に亀裂が生じるという事になります。   一見、あまり良い事とは思われないかも知れませんが、例えば、地震発生時に躯体に大きな亀裂が入り、 それがパネルで覆われた外壁だった場合、亀裂はパネルに隠されて外側から損傷状況を確認することが出きません。   つまり、隠れた大きな亀裂が、余震などの影響で更に亀裂が拡大して建物が倒壊する可能性もあるという事です。   ですが、躯体とタイルが一体化していれば、常に目視により劣化状況を把握することができ、 二次災害にも迅速に対応することができるのです。     今後も能登地方の一連の地震活動は当分続くと言われております。 弊社「RENOBLE/リノブル」では、まずは、被災状況の確認と調査診断を行い、 二次災害にも対応できる復旧工事のご提案をさせて頂きますので、いつでもお気軽にご相談くださいませ!     それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年7月4日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます

  先日、6月19日、午後3時8分頃、石川県能登地方で震度6弱の地震が発生しました。 震源地は能登地方で、震源の深さは約13キロ。地震の規模はマグニチュード5.4と推定されております。 その後も断続的に地震が発生し、翌日、6月20日、午前10時31分頃、再び石川県珠洲市で震度5強を観測する大きな地震が発生しました。     石川県の能登半島では、15年前の2007年の3月25日にも「能登半島地震」が発生し、大きな被害に見舞われました。 また2020年末頃から震度1以上の揺れを150回以上も観測していました。     今後も能登地方の一連の地震活動は当分続くと言われております。     この度の石川県能登地方を震源とする地震により、被災された皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。 そして、一日でも早く復旧されますことを、心よりお祈り申し上げます。     弊社「レアテック株式会社」では、今回の地震による建物の調査診断や復旧工事等の お問い合わせ・ご相談を賜っております。   リノブルフリーダイヤル「0120-103-189」 又は、こちらのサイトお問い合わせフォームよりご連絡くださいますようお願い申し上げます。                                        レアテック株式会社/RENOBLE                                    代表取締役社長 杉山 卓弥                                            社員 一同     2022年6月21日 更新
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正確な診断と見極めた補修で雨漏りをストップ!①

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   先日6月6日頃に関東甲信地方で梅雨入りしたとの発表がされました。 昨年よりも8日早く、平年より1日早い梅雨入りだそうですね。 まだ梅雨入りしていない地域にお住いの皆さまにも、これから来る梅雨のシーズンに備えて、 今回は弊社「RENOBLE/リノブル」で実際に行った、雨漏りの調査診断と修繕の事例をご紹介いたします!   今回ご紹介する雨漏り修繕を行った建物は、石川県金沢市にある、 SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、10階建て、総戸数29戸の築30年を迎えた某マンションです。   過去に一度、大規模修繕工事を行ったそうですが、その後、とある一室で雨漏りが発生しました。 こちらの物件を建設した準大手建設会社でも雨漏りの原因が全く分からず、 その下請け業者が何度も何度も補修を行ったのですが、雨漏りを止めることができず、入居者の方も怒り、 管理会社も困り果てた故に、弊社「RENOBLE/リノブル」に調査のご依頼をいただきました。   ちなみに雨漏りしていた場所は寝室の天井、ダウンライト廻りからでした... ベッドの上がずっと漏水しているなんて、お住まいの方は本当に嫌ですよね(>_<)   そして我々が建物の漏水調査診断を行った結果、雨漏りの原因は...   ①サッシュ廻りシーリング、及びサッシュ水切りシーリングの劣化破断 ②出窓天端吹付部のひび割れ(クラック)や、塗膜の劣化による、防水性能の消欠 ③出窓に取付けされている、格子取付け金物接合部隙間からの雨水浸入 ④その他、各所部材の取合い部分からの雨水浸入など     ↓こちらの写真は雨漏りの原因①の、サッシュ廻りシーリングの写真です↓ ※シーリングが切れて隙間が出来ています。     ↓またこちらの写真は、雨漏りの原因②の出窓天端の写真です↓ ※ひび割れと、塗膜の剥離が見受けられます。     以上、様々複雑な要因が重なって漏水した、「複合原因」と診断を確定しました。   調査診断結果を建設会社と管理会社の方に詳しくお伝えしたところ、 「RENOBLE/リノブル」に補修・修繕も行って欲しいとのご依頼もいただきまして、 弊社にて雨漏り修繕工事を行いました。     今回は、①のサッシュ廻りシーリング、サッシュ水切りシーリングの劣化破断部の補修処置からお伝えします。     その前に、実は!その雨漏りの原因となっていた箇所は、部分的に「シーリング工事」による補修の跡があったのです! ですが、それは、既存のシーリング材の上からシーリング材を充填する「増し打ち工法」によるシーリング工事の補修跡で、 この施工方法では結局、雨漏りが止められなかったのです。   ↓「増し打ち工法」によるシーリング工事の補修跡の写真↓ ※サッシュと外壁が接している部分(取合いと言います)を白色のシーリングで埋めている箇所が補修跡になります。     ではなぜ「シーリング工事増し打ち工法」では、雨漏りは止まらなかったのでしょうか?   それは、劣化して固まったシーリング材の上から新たなシーリング材を充填しても、 古いシーリング材と新しいシーリング材はなじまず、接着力が弱いため、結局すぐに隙間ができたり、 シーリング材が剥がれたりしてしまうのです。   つまり、残念ですが、こちらの建物の場合、先ほども言った通り様々な要因も重なっての漏水でしたので、 増し打ち工法によるシーリング工事は、一時的に雨漏りだろうと思う箇所を上から補修しただけで、 根本的には雨漏りを止めることができなかったのですね。     弊社「RENOBLE/リノブル」が行った ①のサッシュ廻りシーリング、サッシュ水切りシーリングの劣化破断部の施工方法は、 しっかりとした足場を設けるために、仮設ゴンドラを設置した「シーリング打替え工法」です。     漏水が発生した場所が最上階であったため、やはり屋上防水部分から繋がる笠木の天端も全て確認するため 仮設ゴンドラを使用しての施工となるのです。 ※もちろん、高所作業のプロとして安全第一で作業を行います!     先ずは、劣化したシーリング材を撤去して、きれいに接着部分の清掃をします。       そして、施工範囲の周りをマスキングテープで養生し、しっかりとプライマーを塗ります。 ※このプライマーはシーリング材の接着性を高める下塗材になります。     その後、部位・取合いに合ったシーリング材を充填して...     充填したシーリング材をヘラで押さえ仕上げます。       シーリング打替え工事が完了した写真がこちらです! キレイに仕上がりました!     シーリング増し打ち工法による補修跡も↓ ご覧の通りキレイになりました!     「シーリング打替え工法」のポイントは、 被着面の確実な既存シーリング材撤去と、プライマーの密実な塗布が重要となります! 劣化したシーリング材を全て取り除き、丁寧にプライマーを塗り新たにシーリング材を充填することで、 シーリング防水材としての性能はきちんと発揮できるのです!     今回ご紹介した事例のように、複雑な要因が重なって漏水している場合、これらの難しい漏水補修や改修は、 場数や経験、実績が豊富で診断に長けた人でないと、原因を追求し、速やかに止水し、補修や改修することは困難です。   雨漏り修繕に限らず、建物を維持管理し長持ちさせるためには、建物の劣化状況とそれに合った施工方法を 見極められる施工業者を選ぶ事こそが、とても重要となります。     このブログをご覧の方の中で、もし、現在、「雨漏りで困っている」そんなお悩みをお持ちでしたら、 一度、弊社「RENOBLE/リノブル」にご相談ください!   私たち「RENOBLE/リノブル」は、建物調査診断と施工技術に絶対の自信を持っております! どんなお悩みでも、まずは一度、お気軽にご相談くださいませ!       それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年6月13日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

築30年以上が経っていたら必ずあります!放っておけない劣化にご注意!

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   本日で5月も最後の日、つまり2022年も5ヵ月が過ぎようとしております。 月日が経つのは本当に早いものですね~(^^;  5月最後の日も、頑張ってまいりましょう!   本日は「築30年以上が経っていたら必ずあります!放っておけない劣化にご注意!」と題して、お話したいと思います。   建物が竣工して30年以上が経過しようとしている物件をお持ちの、アパート・マンションオーナー様の中には、 建物の劣化がやっぱりかなり気になっている方も多いのではないでしょうか?   実際に、弊社「RENOBLE/リノブル」の本社があります、石川県金沢市では築30年を迎える物件で、 「屋上防水工事を行ったことがあるにも関わらず、雨漏りが発生した!」と言うケースがありました。   「防水工事をしているのに雨漏りするなんて...」と、お考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、 実は、築30年が経過した物件の場合、屋上だけでなく、屋上の近傍である笠木廻りや、 外壁、目地(めじ)から雨漏りが発生する事がよくあるのです。 そして、このような雨漏りの場合、建物を建設した大手建設会社(ゼネコン)なども、なかなか原因となる箇所を解明することができず、 何度も補修をしているのに結局、雨漏りを止められない... そんな話をよく聞きます。   このように、いくら雨漏り工事を行っても、原因が分からなければ一向に雨漏りを止めることができず、 無駄に工事費用を支払う事や、大家さんとしては「心配事」のストレスとなってしまいます。   そこで!今回は調査診断・改修工事の専門家「RENOBLE/リノブル」だけが知る、 実は雨漏りの原因になりやすい⁉築30年以上も経ったら特に気を付けたい劣化箇所とポイントをご紹介いたします!   気を付けたい箇所、それは...「シーリング材」です! 雨漏りの原因として多いのが、実は各部位の取合いに施されている「シーリング防水材」なのです!!   以前のブログにも書かせていただいておりますが、 「シーリング工事」とは、外壁ボードや窓のサッシなどが取合う部分にシーリング材を充填して、隙間を埋める工事を言います。 シーリング材はゴム状で弾力性がある防水材です。そのシーリング材を部材や設備の取合う隙間に埋める事で、 建物内部に雨水が浸入するのを防いでおり、「防水性・水密性・気密性」を高めて、建物を漏水から守ってくれているのです。   ですが、このシーリング材は外壁よりも早い年数で劣化していきます。   建物の築年数が長い場合、特に気を付けておくべき箇所は、 「窓廻りなど目地のシーリング材」と、「外壁の水平や誘発目地のシーリング材」です。     ↓こちらの写真をご覧ください。「窓廻りのシーリング材」が劣化している写真です。  こちらはサッシ廻りのシーリング材が切れて破断しています。     ↓次にこちらの写真は、「外壁水平目地シーリング材」の劣化写真です。 シーリング材が硬化してひび割れ、剥離しています。     ご覧のような箇所のシーリング材劣化が原因で、漏水が起きている現場を私達は何度も何度も見てきました。 ですので、まずは一度「シーリング材」を触ってみて、弾力性などの性能が落ちていないか確認してみてください。 もし、シーリング材が切れていたり、剥がれていたり、手に白い粉(チョーキング)が付いたりする場合は、 早急にシーリング改修(打替え)工事を実施することを「おススメ」いたします。     最後に、築年数が長くなっている建物は、外観の見た目が多少キレイでも、 雨漏りが発生する可能性が充分にある事を覚えておきましょう! そして、シーリング材を触ってみるなど、定期的なセルフチェックを行い、早めの対処をするように心がけましょう!       それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年5月31日 更新
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雨漏りから起こる被害やトラブル事例

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   早いもので5月も中盤を過ぎてしまいました。 先日のゴールデンウィーク中、5月4日に沖縄地方では梅雨入りしたとの発表がありました。 今年2022年はどうやら梅雨入り・梅雨明けが平年よりも早くなるとの予想がされております。   前回のブログでは、雨漏りの対策となる建物のチェックポイントをご紹介しましたが、 今回は、雨漏りから起こるトラブルについて、解説したいと思います!   雨漏りの被害には ①【雨漏りの浸水による被害】と、 ②【雨漏りから生じる二次被害】の2種類があります。 その被害について、それぞれ解説していきます。   ①【雨漏りの浸水による被害】 雨漏りの浸水による被害とは、天井や壁にシミができ、家財や家電が濡れて故障してしまう等の被害です。 また、建物内部に浸水することで、建物の鉄骨や木材が傷んでしまい、建物の安全性が担保されなくなる、 つまり、その建物に安心して住めなくなる可能性も出てきます。   〈屋根から漏水、天井裏を伝って部屋の中に雨漏りをしている場合〉を想定して、詳しく解説します。   まず、その浸入した水分が壁を伝うと、壁紙の隙間にも水分が浸入し、その隙間にはカビが生えます。 ↓ そして当然、壁紙は剥がれてきます。 ↓ 壁の内部の断熱材と壁紙そのものも水分を吸収し、部屋の内壁表面にもカビが生えて黒ずんでしまいます。 ↓ そして断熱材は傷み、断熱材としての機能や効果も無くなってしまいます。 さらに、内断熱型の断熱材ですと、いったん水分が染み込んでしまうと、壁の内部が密閉されているため中々乾きません。 ↓ そのため柱や間柱が腐ってくる上に、そのまま水分が下に伝わっていき、土台までもが腐ってしまう事にもなります。     こちらは、とあるアパートの漏水調査をした時の写真です。屋根材や柱、断熱材にも雨水が染み込み、階下の部屋に雨漏りしていました。   もし建物が、土台の上に柱が乗っている工法で建てられている場合、柱が土台にめり込んでいき、 アパートなど建物全体が少しずつ傾いてしまう事にもなりかねないのです。   そして、そのような状態でもし、地震が発生したならば... 恐ろしい事態になる事は、皆さまにもご想像できますよね(>_<)     ②【雨漏りから生じる二次被害】 次に雨漏りから生じる二次被害ですが、雨水の湿気によりシロアリやダニなどの害虫や、カビが発生する被害を言います。   アパートの屋根からの漏水で、部屋の内部に雨漏りが発生している場合、間違いなく天井裏はカビだらけでしょう。 そして、その部屋の中も湿気が増しますので、内壁表面にもカビが生えます。     こちらも、とある物件の雨漏り調査をした時の写真です。 屋根裏から染み込んだ雨水により、白色の壁紙が、ご覧の様にカビて黒ずんでしまってました。   このような部屋に住んでいる方が呼吸をするたびに、カビの成分を吸い込むことになり、 アレルギー反応やストレスを感じるなど、健康に悪影響を及ぼし、住んでいる方が退居してしまう可能性も出てきます。   アパートの「小さなカビ」を放置していると、入居者の方が退居してしまう「大きなリスク」につながるのです。   以上、2つの雨漏りによる被害を解説しました。   このように、雨漏りによる被害を放置していますと、確実に建物の状態と住環境が共に悪化していきます。 また建物の規模が大きくなるほど、雨漏りの原因箇所の特定は難しくなり、被害も大規模になる恐れが...。 わずかな雨漏りだと思って放置していたら、被害はどんどん深刻化してしまいます。   そして、アパートやマンションなどで発生した雨漏りを放置すれば、入居率はどんどん低下し、 安定した家賃収入を得る事も難しくなってしまうのです。   このような手遅れの状態となる前に、そして建物の資産価値を低下させないためにも、 まずは、「雨漏りを放置しない」事が非常に重要となります。   私たち「RENOBLE/リノブル」はこれまで数多くの雨漏り調査を行い、そのほとんどの原因を究明し雨漏りを止めてきました!   「今現在、雨漏りが発生して困っている」、「今まで何度、手を尽くしても雨漏りが止まらなかった」 など雨漏りでお悩みの方は、一度、「RENOBLE/リノブル」にご相談くださいませ。   私たちが、雨漏りの原因を突き止め、お客様にとって最善の方法で工事のご提案をさせていただきます!     それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!         リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年5月17日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

レアテック株式会社は、北陸を中心に皆様ご存じの数多くのシンボリックなビルやマンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを解析し、建物の超長寿命化や資産価値再生と向上を考慮した改修工事やリノベーションの提案・施工を行っており、大手ゼネコン様の各社や設計事務所様から長年厚い信頼を得て、今日に至ります。

おかげさまで2024年3月1日を以って創業26周年を迎えました。
そしてこの度、レアテック株式会社から、「大手の安心と信頼をそのままに...」をモットーに、エンドユーザーであるお客様に長年の実績と経験から培った技術やノウハウを皆様へダイレクトにお届けしたく、主に分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産物件などの大規模修繕のコンサルティング及び、改修工事事業を専門とした新たなサービスブランド、「RENOBLE(リノブル)」とマンション診断専門の「ウォールドック株式会社」を新たに立ち上げました。

私達、レアテックグループでは、分譲マンションや賃貸ビル・アパマン等収益不動産物件の大規模修繕工事という事業をピンポイントに追求し極め、施工を確実に行う事はもちろんですが、分譲マンション管理組合様や区分所有者様が抱える修繕積立金不足の問題、収益性、マンション・アパート等の外装・共有部・各所設備などの経年劣化問題、デザイン性等の様々な悩みを改善するべく、新たな価値を与える提案をすることで、その建物の資産価値を右肩上がりに向上させることを目標としております。

私達の目指す分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産の真の世界の在り方は、
「住まう人やオーナー様の真の幸せ」、「マンション管理・運営の透明性」、「収益不動産の最大化」、「資産価値の再生向上」です。

レアテック株式会社
代表取締役社長杉山 卓弥

皆さまのお越しを
お待ちしております!!

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石川県金沢市二口町ロ10番地2
フリーダイヤル:0120-103-189 TEL:076-255-1112 FAX:076-255-1113
9:00~18:00 (日曜・祝日定休)

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