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大規模修繕の豆知識の記事一覧

大規模修繕の工事内容

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   前回は「大規模修繕ってなぁに?」と題して、「大規模修繕」とは何か?詳しく解説しました。 今回のテーマは、次のステップとして「大規模修繕の工事内容」について、工事内容ごとに解説してまいります!   1 仮設工事   仮設工事には「直接仮設工事」と「共通仮設工事」の2種類があります。   1-①「直接仮設工事」   「直接仮設」とは、施工を行うために必要となる仮設の資材や作業、つまり建物を囲う足場工事を指します。 足場の組み立てには、国家資格足場の組立て等作業主任者をもった人材の配置が義務づけられており、 足場を組み立てる作業員は全員、特別教育を受講する必要があります。   1-②「共通仮設工事」   「共通仮設」とは、現場事務所や仮設トイレ、また工事現場は大変危険ですので関係者以外の人が 立ち入らないように敷地の周辺を囲う「仮囲い」や、足場設置届・道路使用などの各官庁への届出費用、 警備員などの費用も、この「共通仮設」に含まれます。   2 下地補修工事   「下地補修工事」とは、外壁や共用廊下、バルコニーなどの床や壁、天井面、庇などのコンクリートやモルタルの ひび割れや浮き、爆裂・欠損などを補修する工事です。 「躯体改修工事」とも呼ばれるこの下地補修は、大規模修繕において、一番重要な工事と言っても過言ではありません。 それは一体なぜでしょうか?   例えば、外壁に入ったひび割れや浮きを補修せずに塗装をしたり、タイルを貼り替えしたりしても、 またすぐにひび割れなどの劣化が表面化して、塗膜が剥がれたりタイルが浮いたりするからです。 せっかく大金を投じて行った大規模修繕の効果が長持ちしないのは本当に残念ですよね...。   また目に見えない部分の工事ですので、おろそかになりがちですが、工事の仕上がりや見栄えにも影響が出ます。 ですから、劣化部位をキレイに取り除き、その劣化に合致した補修材で補修を行う 「下地補修工事」がとても重要なのです。   3 タイル補修工事   外壁タイルは一般的には躯体コンクリートに、タイル接着用の張付けモルタルを塗り、その上にタイルを貼り付けています。 タイルの劣化の症状は大きく分けて3つのパターンに分かれ、劣化の症状によってそれぞれ補修の方法も異なってきます。 こちらでは「タイル補修工事」の方法を劣化症状別で3つご説明します。   3-①「タイルのひび割れ」   タイルのひび割れ補修は、ひび割れがどの層まで達しているかによっても、補修方法が変わってきます。 こちらでは、ひび割れの度合いが一番ひどい場合の補修方法を解説します。   それは、躯体コンクリートにまでひび割れが存在する場合です。 こうした場合、まずはひび割れたタイルを取り除き、先ほどご説明しました下地補修(ひび割れ部へのエポキシ樹脂注入)を 確実に行った上で、新たなタイルに貼り替えをします。   大規模修繕の見積書には「タイル貼替工事」や「タイルひび割れ部エポキシ樹脂注入工事」などと記載されます。   既存のタイルと同じものがあればそのタイルで貼り替えますが、既存のタイルが廃盤になっていたり、 類似品はあるが、どうしても外観にこだわって同じタイルにしたいと言う場合は、タイルを新たに製作しなければならず、 それにはやはり、製作日数と費用も掛かってしまいます。 既存のタイルと多少の色の違いがあっても、類似品で代用できるのでしたら、その方が費用は安く抑えることができます。   3-②「タイル陶片浮き」   この「陶片浮き(とうへんうき)」とは、躯体側ではなく張付けモルタルからタイル自体が剥がれて、 タイル陶片が一枚一枚単独で浮いている状態を指します。 この場合、躯体コンクリートとモルタル側は接着していますので、浮いているタイル陶片をピンで固定する工法で補修をします。   大規模修繕の見積書には「アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法」と記載されたりします。 タイルに穴をあけて、そこからエポキシ樹脂を注入しタイルをモルタルに接着させて、ピンでタイル陶片を固定します。 ※アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法の施工写真   3-③「タイル下地浮き」   ここで言う下地とは、張付けモルタルになります。 その張付けモルタルが躯体コンクリートから剥がれて浮いた状態を「下地浮き(したじうき)」と言います。 張付けモルタルとタイルは接着していますので、この場合の補修方法は、 タイルとタイルの間、目地に「アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法」にて補修をします。   私たちの業界用語では「目地注(めじちゅう)」と言ったりします。 目地に穴をあけてエポキシ樹脂を注入し、ピンで躯体コンクリートと下地モルタルを全体的に面で固定させます。 ※アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法の施工写真   以上、大きく分けて3つのタイル補修の方法を解説しましたが、タイルの劣化症状や、建物の仕上げによっても 補修の工法や使用する補修材料は異なり、多岐にわたります。 「タイルの陶片浮き」なのに、「目地注」で施工をしても、タイルが落ちてしまうのはある意味、当然ですよね...。 どういった劣化症状なのかを正確に見極めて、それに合った工法や材料で施工をすることが、とても重要なのです。   4 シーリング工事   「シーリング工事」とは、外壁ボードや窓のサッシなどが取合う部分に行う工事です。 シーリング材と呼ばれるゴム状で弾力性がある防水材料を、部材や設備の取合う隙間に埋めて雨水の浸入を防ぎます。 シーリング材は、建物の歪みや熱によるボード等の伸縮によって、ボードとボードの継ぎ目・目地が動く事から、 その動きに追随するために、柔軟性(弾力性)が高いものである必要があります。   ですが、シーリング材も外壁同様、紫外線や雨水で劣化し柔軟性(弾力性)が徐々に低下していきます。 シーリング材が劣化すると、劣化した箇所から破断し建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れがあるため、 シーリング材は定期的な補修をする必要があるのです。   シーリング工事には、既存のシーリング材の上からシーリング材を充填する「増し打ち工法」と、 劣化したシーリング材を撤去して、新たにシーリング材を充填する「シーリング打替え工法」があります。   「増し打ち工法」の方が費用は安く抑えることができますが、 劣化して固まったシーリング材の上から新たなシーリング材を充填しても、古いシーリング材と新しいシーリング材がなじまず、 また必要なシールの厚みが確保できずに隙間ができたりシーリング材が剥がれたりしてしまう場合もあります。   ですので「シーリング工事」においても、シーリング材の劣化を正しく見極めて、適した工法でシーリング工事を行う事が大切です。   5 塗装工事   塗装工事は主に「外壁塗装工事」と「鉄部塗装工事」に分けられます。 どちらも外観の美しさを保つためだけでなく、塗装工事をすることによって紫外線や雨風、汚れ等から 外壁や鉄部を保護する効果も得られます。 塗装の前には汚れやサビを除去し、目的に応じた塗料を使って仕上げをします。   5-①「外壁塗装工事」   まず、外壁塗装面の状態を確認するため、下地と塗膜の付着力を検査します。 付着力が一定以上の場合には、上から塗料を重ねることができますが、付着力が弱くなっている場合には、 既存の塗膜ごと剥がれてしまう可能性がありますので、既存の塗膜を除去した上で、新たに塗装を行います。   また、塗装材にはシリコン塗料やフッ素塗料など様々な塗料が使われますが、 使用する塗料の施工手順に沿って適切な量を均一に塗ることで塗料の効果を最大限に引き出すことができるのです。     5-②「鉄部塗装工事」   建物外部にある鉄骨階段やバルコニーの手すり、ドア、非常階段、メーターボックスなど鉄部に塗装をする工事です。 鉄は空気中の酸素と水分、排ガスやホコリなどと触れる事で化学反応を起こして酸化し、サビが発生します。 ですので、鉄部の塗装には必ず「錆止め塗装」を施します。   まずは、サンドペーパーなどを使いサビを取り除く「ケレン掛け」をします。この作業を丁寧に行うことで サビの再発を防ぎ、塗料との密着度を高めることができるのです。そして、ケレン掛けなどの下処理を終えた部分に 錆止め塗装を行い、中塗り塗装、上塗り塗装と3回に分けて塗装を行います。   6 防水工事   「防水工事」とは、屋上やバルコニー、共用廊下、共用階段などから雨水が建物内部に浸入するのを防ぐために行う工事を言います。 新築時に防水処置が施されていますが、紫外線を含む直射日光や風雨を受けて、防水性能は日々、失われて劣化していきます。 特に、屋上防水の劣化を放置すると「漏水」につながるだけではなく、建物本体に様々な影響を及ぼします。   防水工事の工法も、 ≪屋上≫であれば「ウレタン塗膜防水」や「塩ビシート防水」、「アスファルト系防水」、 ≪バルコニーの庇や手すり等≫は「ポリマーセメント系塗膜防水」や「アクリル系塗膜防水」 など、施工場所や既存の防水層によって工法が異なります。   ここで一つ例をあげてご説明します。   施工場所⇒≪屋上≫、既存の防水層⇒≪ウレタン塗膜防水≫の場合、   【ケース1】既存の防水層と下地との接着が良好であれば⇒「ウレタン塗膜防水」を重ね塗りするだけでも充分なのですが、   【ケース2】既存の防水層と下地との接着が悪ければ⇒「塩ビシート防水(機械的固定工法)」で新たな防水層を築くのが 北陸など寒冷地では最適です。   このように、防水層の状況によっても工法が異なってきますので、 防水層の状態をキチンと把握し、適切な時期に補修することが大切なのです。   7 その他工事・クリーニング工事   最後に「その他工事・クリーニング工事」です。   7-①「その他工事」   先にご説明した工事以外に、玄関扉やサッシの交換、竪樋の取替、基礎巾木の塗装など、 必要であれば予算に応じて追加工事として行います。   7-②「クリーニング工事」   大規模修繕の最後に行う仕上げの工事になります。外部のガラスやサッシ、内部建具のクリーニングや、 床などの洗浄やワックス掛けなどを行います。   全ての工事を終えた後、完了検査を行い、工事の手直しがあれば是正をして竣工・お客様へ引き渡しとなります。   8 まとめ   以上が、大規模修繕の一般的な工事内容になります。 ここまでお読みいただいて、お分かりになったかと思いますが、どの工事でも、施工する場所や劣化の症状によって、 施工方法や使用する材料が異なります。 もし劣化の症状を見誤り、その劣化に合わない工法で施工を行ったとしたら、残念ですが工事の効果は期待できないでしょう。   大規模修繕は費用も高額です。その費用を無駄にしない為にも、 大規模修繕の前に、まずは、建物の調査診断をして、建物の現状を知ることが一番重要なのです。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、大規模修繕専門店です。建物の調査診断から施工の提案、改修工事まで ワンストップで対応し、高品質な技術をお届けいたします!大規模修繕をご検討の際には、 ぜひ私たち「RENOBLE/リノブル」にお声がけくださいませ!!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年3月14日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

『大規模修繕』ってなぁに?

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   今年も早いもので3月に入り、2ヵ月が過ぎました。本当に、月日が経つのは早いなぁ~と感じます(^^;   そして本日、3月1日はリノブルの運営会社「レアテック株式会社」の創業記念日です。 おかげさまで、24周年を迎えました。ありがとうございます!   これからも「レアテック株式会社」は、皆さまにより一層喜んで頂けるように レアテック株式会社代表の杉山卓弥とスタッフ一同が、力を合わせて精進してまいりますので、 今後もお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。   話は変わりますが、今までこちらのブログでは「大規模修繕」に関する色々な情報をお伝えしてますが、 そもそも「大規模修繕ってなぁに?」と思われている方へ、今回は「大規模修繕」について、詳しく解説したいと思います!   1.大規模修繕ってなぁに? そもそも「大規模修繕」とは、何なのでしょうか? 国土交通省では、「大規模修繕」の定義として、   「マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するために行う修繕工事や、必要に応じて建物及び 設備の性能向上を図るために行う改修工事のうち、工事内容が大規模、工事費が高額、工事期間が長期間にわたる もの等をいう。」   と、定義されています。   また、国土交通省では、建築基準法に基づいてマンションの改修・建替えについて詳細を記載した、 ガイドラインも公開しています。(参照:国土交通省/マンションの改修・建替え等について)   このガイドラインの中で、「2.マンションの改修等について」の部分で、具体的かつ詳細に記されていて、 下記の通りです。   「マンションの経年に伴う劣化や不具合に対しては、大規模修繕等の計画修繕を適切に実施していくことが必要。 また高経年のマンションでは、質及び価値を長持ちさせていくために、修繕による性能の回復に加えて、 現在の居住水準・生活水準に見合うようマンションの性能をグレードアップし、住みよいマンションにしていく ことが重要」   と書かれております。   要約しますと、 マンションの劣化や不具合を修繕するために、大規模修繕などの計画を立てて適切に工事を実施すること。 また、築年数が古いマンションは、その価値と品質を長持ちさせるために、修繕による建物性能の回復だけにとどまらず、 今現在の生活水準に合うように建物自体をグレードアップさせて住みやすくすること。 この2点が重要であるとしており、そのために行われるのが「大規模修繕」なのです!   2.修繕と改修について 次に「修繕」と「改修」についてです。 「大規模修繕」を語る上で、この二つのキーワードは切っても切り離せませんので、「修繕」と「改修」について、 しっかりとご理解していただきたいと思います。   「修繕」と「改修」、どちらも同じように使われる言葉ではありますが、この二つの言葉にどのような違いがあるのでしょうか?   国土交通省のガイドラインよりご説明しますと、下記の通りとなります。   「『修繕』とは、建物の劣化した部材や設備を修理・取替を行い、建物の性能・機能を実用上支障のない状態まで回復させる行為」 また 「『改修』とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物の性能を改善する変更工事」   と記載されております。   建物は竣工した直後から毎日、紫外線や風雨、地震・台風など様々な要因によって経年劣化が進行していきます。 その劣化した箇所を修理したり、屋上や外壁の塗装をしたり、防水工事を施すことによって、 建設当初の水準レベルにまで戻すことを「修繕」とイメージできますよね。   一方で、近年では高経年のマンションも増え、そこに住んでいる方の高齢化も進んでいる事から、 建物の水準を戻す、単なる「修繕」ではとどまらず、「改修」によるマンション全体のアップグレードを図る場合が 増えてきています。   築年数が古いマンションは、バリアフリーに対応できていなかったり、設備自体が古かったりしますからね。 そうしたものをグレードアップさせることで、みんなが住みやすい環境を整えて、マンションの価値と品質を上げて 長持ちさせましょう!と、言うのが「改修」です。   さて皆さま、ここで「大規模修繕」という言葉の意味をもう一度、思い出してみましょう。   「大規模修繕」の「修繕」とは、建物の性能や機能を支障のない状態まで回復させる工事でしたよね?   ですが、国土交通省のガイドラインでは「大規模修繕」の定義として、 「修繕による性能の回復に加えて、現在の居住水準・生活水準に見合うようマンションの性能をグレードアップし、 住みよいマンションにしていくことが重要」 と定義されています。   つまり、「大規模修繕」は、「修繕」だけではなく「改修」も行ってくださいね!と言っているのです。   なんだか、ややこしいですね(^^;   私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」では、実はこの「大規模修繕」と言う文言自体に以前から 違和感があったのです...。   3.大規模修繕専門家の本音の話 私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」が、何故「大規模修繕」と言う文言自体に違和感を抱いているかと言いますと、   マンション建設から竣工し、一般的に築年数が10年から15年位が経過した後に、 第一回目の「大規模修繕」と呼ばれる工事が実施される場合が多いかと思います。   その際、私どもが行う「大規模修繕」の仕様の場合、しっかりと事前に診断を精密に実施し、その上で、 その建物独自の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工をします。   故に実は「大規模修繕」自体がレベルアップし、マンションが長持ちして資産価値が向上する 「大規模改修」に結果としてなっているのです。   「改修」というのは、何も高経年のマンションにエレベーターを取り付けるとか、バリアフリーに対応するとか、 お金のかかる機械式駐車場を平面駐車場にするとかだけの、大掛かりな別な工事だけでは、実はないのです!   4.「改修」と呼べる品質の高い「大規模修繕」を実現するには ここまで、私ども「RENOBLE/リノブル」が行う「大規模修繕(改修)」についてお話してまいりました。 では実際に、どのように「大規模修繕」を進めていけば一番良いのでしょうか?   皆さまの修繕積立金や修繕費用を無駄にせず、コストを掛けないでマンション・アパートを長持ちさせるためには、 私どもの今までの場数や経験上のお話をしますと、10数年に一回の「大規模修繕」を待たずに、 こまめな診断を実施し、劣化が著しく危険になる前に細かな小修繕を繰り返して、来るべく大修繕に備えるのです。   つまり、常にマンション・アパートの現状を把握しておくことが肝心なのです!   そしてその後、その建物の「大規模修繕」の「機」が熟したところで、仮設が必要な箇所をまとめて 「改修」と呼べる品質の高い「大規模改修(修繕)工事」を実施することが、 建物の資産価値向上への近道なのです!   ですが、常に建物の現状を把握するのは中々難しいですよね。   もちろん、まめに建物をメンテナンスしている方もいらっしゃいますが、 ご自分が住んでいない賃貸物件や、あるいは分譲マンションの現状を常に把握するなんて、ムリだ... と、お思いの方へ! 私たち「RENOBLE/リノブル」がお手伝いさせていただきます!   私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック株式会社」は、北陸を中心に皆さまご存知の数多くのシンボリックな ビルやマンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを解析し、建物の超長寿命化や 資産価値再生と向上を考慮した改修工事やリノベーションの提案・施工を行ってまいりました。   これまでの経験と実績を基に、「RENOBLE/リノブル」が自信を持って、 皆さまの大切な建物の調査診断をさせていただきます‼     それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年3月1日 更新
大規模修繕の豆知識

大規模修繕工事の最適な周期とは?

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   毎日、寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 春の訪れまでもう少しです。今日も寒さに負けずに元気に頑張りましょう!   さて本日のテーマは「大規模修繕工事の周期」についてです。   大規模修繕工事と言うだけあって、長期間に亘る大掛かりな工事になりますので、 毎年行うものでは無いという事は皆さまもご理解いただけていると思います。  では、どのタイミングで大規模修繕工事を行えば良いのでしょうか?   今回は「大規模修繕工事を実施するタイミング・周期」について詳しく解説していきます!   1.国が推奨している修繕周期 まずは、国の見解から見ていきましょう。 日本の土地や建築物などの整備・建設事業を管理する国土交通省から、 平成20年6月に「長期修繕計画作成ガイドライン」というものが公開されております。   このガイドラインは、分譲マンションの経年による劣化に対して、適切な時期に適切な修繕工事を行うために、 長期修繕計画を立てて、その修繕計画に基づいた修繕積立金の金額を設定し積み立てることを目的としており、 その長期修繕計画を作成するためのガイドラインが示されています。そこには「計画期間の設定」として、 「既存マンションの場合25年としています。(大規模修繕(周期12年程度)が2回含まれる期間)」 との記載があります。   また、下記の図①をご覧ください。 【図①】 こちらの図は、「長期修繕計画作成ガイドライン」にある「計画修繕と改修の重要性」の図になります。   ご覧の通り、1回目、2回目、3回目の大規模修繕を行うタイミングで、それぞれ12年目程度、24年目程度、36年目程度と 記載がある事から、大規模修繕工事の周期が、「12年周期」であると広く世間に伝わりました。   ですが、こちらのガイドラインが公表されたのは平成20年と今から14年も前の事です。 こちらのガイドラインは令和3年9月に見直しがされ、それでも 「計画期間の設定は、30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とします」とされました。 周期で換算すれば「15年に1回」のペースで大規模修繕工事を行いましょう。という事になりますね。   つまり、大規模修繕工事の周期の目安として「12年~15年」と言うのが、国土交通省の考え方なのです。   2.工事部位ごとの修繕周期 次に各部位における修繕周期について見ていきましょう。 国土交通省が公開している「長期修繕計画作成ガイドライン」の、「長期修繕計画標準様式の記載例」に、 部位ごとの修繕周期が参考として記載されております。   また、下記の図②をご覧ください。 【図②】 こちらは、国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」などを基に、 「建物の代表的な部位の耐久年数の目安」を分かりやすく図にしたものになります。   こちらの図の通り、それぞれの耐久年数は異なっており、階段や廊下の「鉄部塗装」は早ければ4年で 塗料の防水性能が切れてしまい、逆に、「建具・金物など」は20年以降に取り換え、 「屋上の防水」や「屋根の葺き替え」は21年~25年までは耐久年数が持ちますので、それまでの期間は 修繕を行う必要は無いという事です。   つまり、建物の全ての部位の修繕周期が、国が推奨している大規模修繕の周期「12年~15年」に 当てはまるものでは無いという事になります。   3.本当に12年で大規模修繕をしないといけないのか? こちらのお話の前に、「修繕」と「改修」の違いについて、簡単にお話しておきます。 ・「修繕」とは、劣化した建物やその部分の性能・機能を回復させる行為 ・「改修」とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物の性能を改善する変更工事 になります。   先にご覧いただいている【図①】にも、小さな字で「修繕」と「改修」の違いについて記載してありますので、 合わせてご確認ください。これからお話しする内容は、「修繕」と「改修」が深く関わってきますので、 充分にご理解いただけたらと思います。   それでは話を戻します。   では実際、大規模修繕工事は国が推奨している12年~15年の間に行わなければいけないのでしょうか?   先にもお話しましたが、国土交通省が「長期修繕計画作成ガイドライン」公開したのは、平成20年と今から 14年も前の事です。令和3年9月に見直しがされておりますが、 今は、材料の性能や施工技術も格段に進歩し向上していることや、稀に一部のしっかりとした診断や施工ができる 業者が、1回目の大規模修繕工事を、「修繕」ではなく、「改修」と呼べるレベルで、もし仮に実施出来たのであれば、 2回目の大規模修繕工事までの耐用年数や期間がグッと一気に伸びて、次の大規模修繕までの周期が、 12年以上の15年や18年まで伸びると私たち「RENOBLE/リノブル」は考えております。   ですが、建物の耐用年数や期間を伸ばすためには欠かせない「重要なポイント」があります。 それは...。   4.元に戻すだけではない?大規模修繕の重要なポイント 建物の耐用年数や期間が伸びれば、大規模修繕の周期も伸ばすことができるとお話しました。 その「重要なポイント」を解説いたします。   私たち「RENOBLE/リノブル」が行う大規模修繕は、しっかりと事前に建物の診断を精密に実施し、その上で、 「その建物独自」の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工します。   「その建物独自」と言うのは、建物はどれも同じものは一切なく、設計も施工も、協力業者も職人も、 施工不良も外装の仕上げも材料も、仕様も季節も天候も、まったく一緒な現場はありません。 つまり、各々の建物が独自の「オリジナルな劣化」を形成しているのです。   ですから、1回目の大規模修繕を待たずに、「こまめな診断を実施」し、劣化が著しく危険になる前に、 「細かな小修繕」を繰り返して、来たるべき大規模修繕に備えるのです。 もちろん、仮設などの考慮も充分にありますが、つまりは、「常に建物の現状を把握しておくこと」が肝心なのです! そして、大規模修繕の機が熟したところで、仮設が必要な箇所を纏めて「改修」つまりグレードアップと呼べる、 品質の高い「大規模修繕(改修)工事」を実施すれば良いのです!   5.「RENOBLE/リノブル」の診断で、大規模修繕の本当のタイミングが分かる! ここまでは、建物が竣工してから1回目の大規模修繕を実施する前に、「こまめな診断を実施」することが 重要だとお話してきました。   少し話がそれますが、皆さまは、「瑕疵担保責任」と言う言葉をご存知でしょうか?   「瑕疵担保責任」とは、住宅を新築した時点で明らかではない、隠れた瑕疵(欠陥や不具合)が発見された場合、 売主が買主に対して負わなければならない責任の事を言います。この、瑕疵担保責任による損害賠償請求権は、 引き渡しから10年の経過を持って消滅する事から、「10年の期限が切れる前に、一度しっかりと診断する」 ことによって、欠陥や不具合を見落とすことが防げるかもしれません。   また、建物にとって竣工から10年という年数は、保証の期限が切れると同時に、あらゆる部位でメンテナンスの 必要性が高まる時期でもあります。   ですから、一番良いのは「10年を経過する前に、まずはしっかりと建物の劣化状況を、建築仕上げ診断技術者 (ビルディングドクター)や、改修に精通した建築士などのプロフェッショナルが建物診断を行い、それらを常に 把握して定期的な簡易診断を実施する」ことです。   そして、長期修繕計画を見直しながらコストや予算なども考慮した上で、全体の大規模修繕工事に備えることが 大切なのです。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、これまで数多くの建物の調査診断を行って参りました。 これまでの経験と実績を基に、あらゆる角度から建物の劣化レベルを調査診断し、その建物に合った大規模修繕の ベストなタイミングと、お客様のご要望に沿った修繕・改修のご提案を実現いたします!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年2月18日 更新
大規模修繕の豆知識ニュース&トピックス

大規模修繕にかかる費用とは?専門家が徹底解説!

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   2022年1月があっという間に過ぎてしまいました(^^;  2月はただでさえ一年の中でも日数が少ない月ですので、気を引き締めて頑張っていきましょう!   さて、私たち「RENOBLE/リノブル」はビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門店として、 昨年、2021年3月31日にオープンいたしました。   そんな中でよくあるご相談というのが、「大規模修繕の費用」についてです。 アパート・マンションなどのオーナー様や、分譲マンションの管理組合様や区分所有者の皆様にとって、 「修繕費用」、つまり「お金」に関する疑問やお悩みは尽きないことと思います。   そこで!今回は、大規模修繕の専門家である「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕の費用」について、詳しく解説していきます!     1.大規模修繕の費用の相場とは? 大規模修繕の相場は、国土交通省から発表されており、おおよそ1戸当たり約100万円と言われております。 こちらの表をご覧ください。 (出典:国土交通省「持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会」)   こちらの表を見て分かる通り、大規模修繕は様々な工事内容が含まれており、この工事内容を一度に全て行った場合の 大規模修繕の費用が、1戸当たり約100万円になります。 ですが、建物の構造や部位・部材、仕上げ材料や劣化の度合いによって、大規模修繕の費用が100万円よりも増えることもあれば、 逆に100万円よりも少なくなることもあります。   また、大規模修繕は、1回では終わらず、2回目、3回目と繰り返し行うことで、建物を長期的にそして安全に保つことができ、 居住者の皆さんが長く安心して暮らせるのです。   話が少しそれてしまいましたが、何を言いたいのかといいますと、1回目に行う大規模修繕に掛かる費用と、 2回目、3回目に行う大規模修繕に掛かる費用とでは、また違った金額になる、という事です。 なぜならば、1回目の大規模修繕の良し悪しによって、その修繕箇所が長持ちすれば2回目の修繕に掛かる費用は抑えることができますし、 逆に1回目の大規模修繕が施工不良となった場合は、残念ながらより多くの費用が発生してしまう事もあり得ます。   ですので、「大規模修繕の費用の相場」=「一戸当たり約100万円」とは言いましても、あくまでも目安として捉えて頂けたらと思います。 2.大規模修繕の各工事内容 次に、大規模修繕の各工事の内容についてです。まずはこちらの表をご覧ください。 こちらは「建物の各部位や設備の耐久年数の目安」を表したものになります。 先に見ていただいた表でも、大規模修繕の工事内容が記載されていたかと思いますが、こちらの表に記載された内容が 大規模修繕の項目として加えられ、さらに下記の内容が加わります。   ・「法定福利費」・・・国土交通省が建設業における社会保険の未加入を無くすための対策として、見積書の内訳に「法定福利費」を 記載しなければなりません。「法定福利費=労務費総額×法廷保険料率」で計算されます(その他の算出方法もあります)。 ・「一般管理費・現場諸経費」・・・施工管理を行う者の人件費や、現場で必要となる消耗品などの費用。   以上の内容が追加されて、大規模修繕が行われます。   こちらの表を見てお分かりになるかと思いますが、建物の各部位や設備によって、それぞれ異なる耐久年数となっています。 例えば、同じ外壁でも⑬「外壁目地シーリング」は5年~8年、⑮「屋根・外壁塗装」では10年~15年とあり、 最大で10年の差がありますよね。 つまり、それぞれの部位部材によって修繕をするタイミングが異なってくるのです。 また、先にもご説明した通り、建物の構造や部位・部材、仕上げ材料や劣化の度合い、また前回の施工の良し悪しによっても、 修繕するタイミングが変わってくるのです。   もし、こちらのブログをご覧の方で、お手元に大規模修繕の見積書がございましたら、ぜひこちらの表でご確認ください。 そして、見積書に修繕をしなくても良い工事内容の記載があれば、その見積書を提出した業者に、 「今回の大規模修繕で本当に行わなければならない工事なのか?」をしっかり確認しましょう!   3.大規模修繕の費用はどうやって用意する? 大規模修繕の各工事の内容をご理解いただけましたら、実際に「大規模修繕を行うための資金をどうやって用意するか?」 皆さん、一番気になる問題ではないでしょうか。   選択肢として3つの方法をご説明します。   ① 修繕積立金 アパート・マンションのオーナー様なら、家賃収入から毎月一定の金額を、修繕に掛かる費用として積み立てておく方法です。 例えば、銀行の定期預金口座を「修繕積立金」用に開設する、あるいは、修繕積立のできる保険商品もあるので、 色々な金融商品を利用するのが有効かと思います。   また、分譲マンションを購入された方でしたら、毎月「管理費」や「修繕積立金」を支払っていると思います。 その「修繕積立金」として支払っている資金で、同じマンションを購入された方達みんなの「修繕積立金」が 大規模修繕の費用に充てられます。   賃貸物件・分譲マンション、どちらにしても、現在「修繕積立金」の管理全てを管理会社に任せきりにしているならば、 「修繕積立金」がどのように管理されているのかを、管理会社の担当者に確認していただきたいと思います。 それは、皆さんの大切な「修繕積立金」が、今すぐに行わなくても良い不要な工事に使われたり、 また、本当に行わなければいけない工事をいざしようとした時に、積立金が不足している為に工事ができないこともあったりと、 不透明な管理をされている可能性があるからです。 ですので、「修繕積立金」の管理を管理会社に任せきりにせず、自分ゴトと捉えて関心を持って頂きたいと思います。   ② 自己資金 次に「自己資金」ですが、読んで字のごとく自分自身で用意する資金・個人資産ですね。 例えばアパートやマンションを建てる際に、建築資金の一部を大規模修繕の費用として予め予算取りしておく、 また、個人的な預貯金や手持ちの現金を集めて、修繕費用に回す方法です。 家賃収入の他にも収入源があるなど、もともと生活にゆとりのあるオーナー様であれば、この方法で修繕費用に困ることはないでしょう。   ③ 借り入れをする そして最後に、どうしても大規模修繕の費用が不足する場合にとる方法が、金融機関で「借り入れをする」方法です。 建築時のローンの返済がすでに終わっている場合は割とスムーズに融資が下りると思いますが、まだローンを返済中の方は、 追加でローンの返済をしていける余力があるかどうか、資金計画を見直す必要があります。 ローンの一本化が可能かどうか、金融機関に相談してみてもよいでしょう。   以上、3つの方法をご紹介しました。 大規模修繕には高額な費用が必要となります。ですので、事前に10年~20年後に行うであろう修繕工事の内容と、 その工事に対する修繕積立金の計画「長期修繕計画」が重要となります。 大規模修繕をご検討の際には、「長期修繕計画」を見直してみてはいかがでしょうか。   4.大規模修繕の費用を抑えるには 大規模修繕には高額な費用が発生することは避けて通れないところです。しかし、「少しでも安く抑えたい!」 そのように考える方が多いのではないでしょうか?そこで、大規模修繕の費用を安く抑える方法をご紹介いたします!   ① 相見積りを取る 「相見積り(あいみつもり)」とは、大規模修繕の見積書を複数の施工業者から取り寄せる方法です。 見積書の工事内容も同じにして、最低でも3社から見積書を取り寄せましょう。全ての見積書の内容を横並びにして比較するのです。 横並びにすることで、工事内容ごとの価格や施工品質の内容なども比較しやすくなります。 また、1社だけ見積金額が飛びぬけて高額であれば、すぐに見抜くことができます。この場合は、本来必要のない過大工事 「オーバースペック」な工事の可能性があります。逆に、見積金額が安ければ、なぜ他社よりも安い金額なのか、 理由をキチンと確認しましょう。金額が安いのは手抜き工事をされる可能性が高いからです。 このように他社との見積りを比較することは見積金額の妥当性を見極めるだけではなく、過大工事や手抜き工事の防止にもつながります。   ② 建物の調査診断をする 大規模修繕工事を実施する前に、建物が現在、どのような状態なのかを知ることが大切です。 無料で建物の診断をしてもらえる簡易的な調査もありますが、大規模修繕を行うためには精密に建物の調査診断をして、 その診断内容を基に建物の状態を判断し、工事内容を決定することが重要なのです。 しかし、建物の調査診断をせずに大規模修繕工事の見積書を提出してくる施工業者もあります。 そうした施工業者の見積書には、不要な工事内容が含まれている、つまり、余計な費用を請求されたり、 契約後にいざ工事を行った結果、見積りよりも工事費用が掛かってしまい、施工後に予定していなかった工事費用を 追加で請求されたりする可能性もあるのです。   大規模修繕の工事内容を有効性の高いものにするためには、まずは建物の状態を正確に知ることです。 最適な工事内容や仕様が見積りに反映できるよう、事前にキチンと建物の調査診断を行いましょう。   以上が「大規模修繕の費用を抑える」ポイントになります。   今回は、「大規模修繕にかかる費用」について解説して参りました。   私たち「RENOBLE/リノブル」は大規模修繕の専門家であり、 また建物の調査診断を「業」としている建物診断の専門家でもあります。 大規模修繕に関するお悩みであればどんな事でも構いません。お気軽に何なりとご相談くださいませ!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年2月7日 更新
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リノブル用語解説 Part1.『シーリング材』

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、アパート・マンションなどの建物の調査診断と、屋上などの防水工事、 外壁塗装などなど建物の各種修繕改修工事を専門に行っております。大きな括りで言うと「建設業」になります。   どの業界にもあると思うのですが、その業界ならではの、その業界に携わっている人にしか分からない用語があって、 「建設業」でも沢山の業界用語があります。   そこで、今回は「リノブル用語解説」と題しまして、皆さまに知っていただきたい建設業界の用語について、 定期的にこのブログで分かりやすく解説していきたいと思います!   記念すべき1回目の用語は「シーリング材」についてです。   「シーリング材」とは、建物や設備の設置の際、材料と材料の間にできてしまう隙間を埋めることを目的とした材料です。 もしかしたら、「コーキング」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるかも知れませんが、 「シーリング」と「コーキング」に大きな違いはなく、呼び方が違うだけでどちらも同じものとして扱われています。 こちらでは「シーリング」と呼ばせていただきたいと思います。   その特徴は、 材料同士をつなぎ合わせることが可能(密着性) 常温では液状であり、時間が経つことで硬化する(凝固性) 水や空気を通さない(密閉性・断熱性) ゴムのように衝撃を吸収する(弾力性) 以上のような特徴から、建物を雨水から護る役割も果たしてくれています。   例えば、サイディングボードやALCボードでつくられた外壁は、複数のボードを張ってできており、 その隙間をシーリング材で埋めています。 シーリング材は、建物の歪みや熱によるボードの伸縮によって、ボードとボードのつなぎ目 (目地(めじ)と言います)が動く事から、その動きに追随するために、柔軟性が高いものである必要があります。   ですが、シーリング材も外壁同様、紫外線や雨水で劣化し柔軟性が徐々に低下していきます。 シーリング材が劣化すると、劣化した箇所から建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れがあるため、 シーリング材は定期的な補修をする必要があるのです。   では、シーリング材の劣化の種類と補修するタイミングについてご紹介します。   【チョーキング現象(白亜化現象)】 紫外線や雨を浴び続けることで、シーリング材の成分である樹脂や顔料が分解されて、 粉状になって表面に現れる現象を言います。   こちらの写真の指についている白い粉状のものが、シーリングのチョーキング現象によるものです。ひび割れ、破断も確認できます。   チョーキング現象は、シーリング劣化の初期段階ですので、今すぐに補修をする必要はありません。   【表面のひび割れ】 チョーキング現象が進行していくと、次第にシーリング材の柔軟性が失われてひび割れをおこします。 シーリングには、柔軟性をもたせる為に可塑剤(かそざい)というものが含まれていますが、 その可塑剤が紫外線によって気化し、柔軟性が失われてしまい、その結果ひび割れという現象が起きてしまうのです。   【肉やせ・破断・剥離】 肉やせとは、何度も繰り返しになってしまいますが、紫外線などを浴び続けたことによって、シーリングに含まれている 可塑剤が表面に溶け出し、シーリングの厚み自体が減少してしまうことです。 新築時に施工した際のシーリングの厚み不足や、シーリング材をしっかり密着させるために塗る「プライマー」と 呼ばれる下塗り材の不足も原因としてあげられます。   こちらの写真をご覧ください。↓   表面のひび割れや、肉やせを放置していると、ご覧のようにシーリング破断や、外壁とシーリング自体が剥離してしまいます。 このような剥離・破断した箇所から雨水が浸入して、漏水の原因となるのです。   また、シーリングの劣化を身近なもので例えるならば、「輪ゴム」です。 輪ゴムを長い間、陽の当たる場所に放置していて、いざ、使おうとした時に、硬くなって切れてしまった。 このような経験、ありませんか? 輪ゴムの劣化も、時間の経過に伴う紫外線などにより成分が分解されておきていて、シーリングの劣化も同じ原理になります。   シーリング材の耐久年数は、私たち「RENOBLE/リノブル」の基準では約5年~8年です。 ですが、ひび割れや剥離などの症状が出たら、できるだけ早く補修をしてください。   応急処置として、ひび割れの場合は既存のシーリングの表面にシーリング材を塗布する「増し打ち工法」で 補修をすれば、表面のひび割れの進行を防ぐことも可能ですが、剥離や破断の場合は、 劣化しているシーリング材を撤去して、新たにシーリング材を充填する「打ち替え工法」での補修が必要となります。   ここで!シーリング工事業者の選定には注意してください!!   シーリングが剥離・破断など「打ち替え工法」でしか補修できない劣化をしているのに、 「増し打ち工法」で費用を押え、見積りを安く提示してくる業者もいるからです! 劣化しているシーリングを撤去せずにその上から新しいシーリング材を充填しても、 シーリングの役割を十分に発揮できませんし、余計に無駄な費用を掛けるだけの工事になってしまいます。   ですので、「まだ、増し打ち工法で大丈夫ですよ~」や 「増し打ち工法のほうが手間や費用を抑えることができるので、うちのほうが安く工事できますよ!」 などと言ってくるような業者には注意しましょう。 もちろん、劣化していない場合は「増し打ち工法」でも問題ない場合もあります。     いずれにしましても、シーリング材の劣化症状をみつけたら、まずはシーリングの状態を専門の業者に 診断してもらう事をオススメします。そして、必ず相見積りを取り、工法の確認を行いましょう。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、建物診断のプロフェッショナルであると同時に 今日のテーマとしました「シーリング工事」を得意としております!   建物の劣化状況を正確に把握したうえで、その建物に合った工法にて工事をご提案させていただきますので、 お気軽に、ご相談くださいませ!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年1月27日 更新
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北陸地方特有の建物の劣化とは?

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   2022年1月も半月を過ぎました。時が経つのは早いですねぇ~。 ですが、2022年始まったばかりですので、今日も張り切って頑張りましょう!   さて、今年も本格的な冬のシーズンが到来しましたね。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、石川県金沢市に本社を構えており、 石川県をメインとして富山県・福井県の北陸3県にある建物の調査診断や、修繕工事などを行っております。   ですので、冬のシーズンは悪天候が続くために「雨漏り調査」のご依頼も増える時期でもあります。   実は、建物の劣化状況と言うのは地域によって大きく異なります。 特に北陸地方は寒さが厳しく、降雨量・降雪量ともに多いため、日本の他の地域とは異なる劣化が起きる場合もあるのです。   こちらの写真をご覧ください。 石川県金沢市のとある物件ですが、換気フードにサビの発生が確認できます。     こちらの物件の換気フードは、共用廊下天井の直ぐ下の場所にあり、一般的にはサビの発生は少ない場所にあると思われてますよね。   ではなぜ、サビが発生したのでしょうか?   実は「天井の直ぐ下の場所」など、雨の掛かりが少ない場所こそが、サビが発生しやすい場所なのです!   雨晒しになっている方が、建物に付着したゴミやホコリなどを、雨で自然と洗い流してくれて (セルフクリーニングと言います)、キレイに保てるのです!   また、石川県金沢市では地域柄、雪が降ると高速道路や国道などの幹線道路には融雪剤が撒かれます。   この融雪剤の主な成分は「塩化カルシウム」で、融雪剤を撒く事で一度に多くの雪を溶かしてくれます。   その融雪剤(塩化カルシウム)が溶けた水が撒き上がり、風に乗って運ばれ換気フードに付着することで 塩害と呼ばれる症状が起き、腐食が進行しやすい状況、つまりサビが発生するのです。         ですので、北陸地方の幹線道路沿いにある建物は特に、融雪剤の被害を受けやすいので注意が必要となります。   今回は北陸地方特有の建物の劣化症状をご説明しましたが、 建物の劣化は「立地条件や風土によって大きく異なる」と言うことを、ご理解いただけましたでしょうか。     建物の修繕をする際は、建物の立地条件と風土に合った方法で修繕を行うことが大切です。   その為には、まずは建物の現状を詳しく知る事です。 建物の状況を把握できなければ、最適な修繕が出来ませんからね。 私たち「RENOBLE/リノブル」が建物を調査診断して、その建物にとって一番・最適な修繕方法を ご提案させていただきます!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年1月17日 更新
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建物は定期的な診断が法律で定められている!?

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! 皆様が所有しているマンションやアパートなどの収益物件は、現在どのような状況でしょうか? 満室の方もいれば、まだまだ入居が埋まっていない方もおられると思います。 そうした全てのマンション・アパートのオーナー様へ、「これから先に起こりえるリスク」についてお話させていただきたいと思います。 オーナーの皆様は。12条点検と呼ばれるものをご存知でしょうか。 建物の12 条点検とは、建築基準法第12 条に基づく定期点検のことを指します。 不特定多数の人が利用する一定規模の建物の所有者・管理者は、 構造や躯体、設備等を定期的に有資格者に点検をさせ、 その結果を特定行政庁に報告しなければならないと法律で定められた点検になります。 私たち「RENOBLE /リノブル」の運営会社「レアテック株式会社」 では、 12 条1項で定める「特定建築物定期調査」を、 建物所有者や大手建設会社などから依頼されて、 石川県のみならず富山県や福井県の建物の「特定建築物定期調査」も行っております。 現状の石川県金沢市では、「共同住宅」で12 条点検を行っていないケースが多いですが、 今後は必須になる可能性が高いと考えます。 なぜなら、全国的には12 条点検の範囲に、共同住宅を含むケースが増えてきいるからです。 実際に東京や大阪だけでなく、地方都市である北九州市ではすでに行っております。 それは、老朽化しているマンション・アパートを、なかなか修繕できずに放置している為に、 オーナー様に責任が問われるような重大な事故が起きてしまうからです。 ここで実際に起こった事例をご紹介します。 【神戸地裁 平成11年9月20日 判決】 「阪神・淡路大震災で賃貸マンションの1階部分が倒壊し、 1階部分の賃借人が死亡した事故について、 マンションの設置の瑕疵を認め、賃貸人・所有者に対して土地工作物責任が肯定し、 7名に対して合計約1億2900万円の損害賠償を命じた。」 このような事例がありました。 ここで重要なのは、「瑕疵」が認められる状況です。   瑕疵とは、その物が通常有すべき品質を欠いていることをいい、建物が通常有すべき安全性を欠いていることも瑕疵に該当します。 このような観点から、建物の品質をしっかりと保ち、安全性を欠かないように修繕することは、オーナー様に課された一種の義務みたいなところになります。 そこで私たち「RENOBLE /リノブル」ではマンションの無料診断を行っております。 現状はどのような状況なのか? そして、その改善策をお客様のご要望に沿ってアドバイスをしております。 こちらのサービスは通常30万円程かかるものになりますが、 リノブルでは新春キャンペーンとして期間限定で無料でさせていただきます。 自然災害が多くなる昨今、しっかりと建物の維持・管理を行い、リスクを最小限にするために様々な情報を得て賃貸経営を行っていただきたいと思います。 ▼無料診断はこちらをクリック▼ それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。     ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年1月10日 更新
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冬の風物詩 『雪吊り』と『薦掛け』

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   いよいよ2021年もクリスマスを過ぎて、年末が迫ってまいりました。 2022年・新たな年を気持ちよく迎えるために、大事なお仕事や、年末のご挨拶廻り、年賀状の手配に大掃除などなど、 やり残すことがないようにしたいですね!   さて、話は変わりますが、私が住んでいます石川県金沢市には日本三大庭園の一つ、「兼六園」があります。 ※写真提供:金沢市   この兼六園では、毎年11月1日から、「雪吊り」と呼ばれる作業が行われ、冬の風物詩として金沢市民に親しまれております。   この「雪吊り」とは、日本海側特有の湿った雪の重みで、樹木の枝が折れないようにするために縄で枝を保持する事をいます。   兼六園内にある高さ10m、枝張り26m、幹周り2.8mの「唐崎松」からこの「雪吊り」作業が始まり、 500本を超える園内の樹木に、延べ500人以上の作業員が12月の中旬まで雪吊りの作業を行います。  ※写真提供:金沢市   園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎松」では、5本の芯柱が立てられ、約800本の縄で枝を吊り、 一冬の雪の重さに耐えられるように支えるのです。   ※写真提供:金沢市   金沢市では、兼六園だけではなく街の至る所で雪吊りが見られます。 街のイルミネーションも雪吊りです。 ※写真提供:金沢市 こちらは武蔵が辻交差点の金箔雪吊りイルミネーションです。キレイですね!   そして、こちらは長町武家屋敷跡の雪吊りです。 ※写真提供:金沢市   この長町武家屋敷跡の界隈では、「薦掛け(こもがけ)」と呼ばれる作業も行われ、雪吊り同様に、冬の金沢の風物詩となっております。   「薦掛け」とは、稲わらで織られたものを「薦(こも)」と言い、その「薦」を土塀に掛ける作業を言います。 この「薦掛け」作業も雪吊りと同じく、土塀を北陸特有の湿った重たい雪から護るために行われます。   土塀に雨や雪が染み込むと、凍結し、傷んだり、土が剥がれたり、ひび割れしてしまいますからね。   今年2021年は、先日12月4日に「薦掛け」作業が行われたそうで、石川県造園業協同組合の庭師の方や、 金沢職人大学校の研修生の方たち、約30人で12月5日までの二日間で、約1.1㎞の土塀に薦掛けがされました。   ※写真提供:金沢市   冬の季節に金沢にお越しの際には、ぜひ「雪吊り」と「薦掛け」をご鑑賞いただきたいと思います!   最後に、「雪吊り」や「薦掛け」は、冬の風物詩であると同時に、雪や雨などで受ける被害を少なくするための作業でもあります。   これから本格的な冬に突入します。 皆様の大切な建物におきましても、自然災害から護れるように、常に建物の状況を把握して、 その季節に合った修繕修理をして頂きたいと心から願っております。     それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!     リノブルは、   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など   地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事、   大規模修繕のプロフェッショナル集団です。   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼   他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。   これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから!     2021年12月28日 更新
季節のお話大規模修繕の豆知識

『建物の耐用年数』と『建物の寿命』

皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。   今日は12月15日、12月も残り半月になりましたね~ 私が住んでいる石川県金沢市の今日のお天気は、北陸の冬らしく、どんよりとしたお天気になりました(^^;  ※2021年12月15日撮影(リノブルショールーム前)   ※2021年12月15日撮影(リノブルショールーム前の看板) 分厚い雲が広がってますが、明るく元気にがんばりましょう!   さて、本日のテーマは「建物の耐用年数」と「建物の寿命」です。   建物には、構造毎に法定耐用年数が設けられていることをご存知でしょうか? アパートやマンションなどの賃貸物件のオーナー様ならご存知の方も多いかと思いますが、 この「耐用年数=建物の寿命」であると思われている方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか?   そもそも「建物の耐用年数」とは、「減価償却の計算の際に用いられるもの」であり、 この法定耐用年数を過ぎると、税務の上では減価償却が終わり、資産価値が税務上「0(ゼロ)」になる時期を表します。   構造別の具体的なアパート・マンションの耐用年数がこちらの表になります。 賃貸物件の場合には、付属設備にも耐用年数が関わってくるので注意が必要です。   そして、「建物の寿命」とは、「居住不可になるまでの期間」を表し、実際には先ほどの表でご紹介した 「耐用年数」とは全く関係のないものなのです!   この「建物の寿命」は、建物のメンテナンス状況によって長くもなれば、短くもなります。 つまり、「耐用年数≠建物の寿命」なのです!   先ほどの表の「重量鉄骨造」の場合を例にしますと、耐用年数は「34年」となっていますが、 修繕をせずに劣化を放置していれば、耐用年数まで持たず「25年」で寿命となる可能性もあり、   また、きちんとメンテナンスをして建物の維持保全状態が良好であれば、耐用年数「34年」以上の、 「50年」まで建物が長持ちする場合もあるのです。   つまり、建物の管理を適切に行うことで「建物の寿命」を延ばすことは可能となるのです!   もちろん、どの業者がどういった建て方をしたのか、またどういう風土の地域にある建物なのか、 などなど...、各建物の様々な条件による差異はありますが、 早めの修繕工事を行うことが「建物の寿命」を延ばすことにつながるのです‼   わかりやすく言い換えれば、建物も「人間の身体」と同じです。 発熱や身体に傷を負っても、何もしないで放置していれば身体はどんどん弱っていきますよね。   定期的に健康診断や人間ドックを受けて、異常があれば専門のお医者様の診察・治療を受ける。 手術が必要であれば、どういった手術が最適なのかを選定して手術を行い、手術後は経過観察もしてもらいますよね。   このようにして私たちは長生きできていると思いませんか?   建物も同じで、健康診断や人間ドックのように定期的に建物の調査診断をして、 建物に異常や劣化があれば修繕をする。つまり、治療や手術ですね。 このようにすれば、建物の寿命は延ばせます。   私たち「RENOBLE/リノブル」は、 皆さまの大切な資産である「建物の寿命」を延ばすための定期的な調査診断や、建物の修繕を行う専門家です。 まずは「RENOBLE/リノブル」の無料診断を受けてみましょう!   それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします!   北陸3県 石川県 富山県 福井県   金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 で   ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの    タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、   調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は   「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ...   住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は...   「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」   にお任せ下さい‼   外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 2021年12月15日 更新
大規模修繕の豆知識

レアテック株式会社は、北陸を中心に皆様ご存じの数多くのシンボリックなビルやマンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを解析し、建物の超長寿命化や資産価値再生と向上を考慮した改修工事やリノベーションの提案・施工を行っており、大手ゼネコン様の各社や設計事務所様から長年厚い信頼を得て、今日に至ります。

おかげさまで2024年3月1日を以って創業26周年を迎えました。
そしてこの度、レアテック株式会社から、「大手の安心と信頼をそのままに...」をモットーに、エンドユーザーであるお客様に長年の実績と経験から培った技術やノウハウを皆様へダイレクトにお届けしたく、主に分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産物件などの大規模修繕のコンサルティング及び、改修工事事業を専門とした新たなサービスブランド、「RENOBLE(リノブル)」とマンション診断専門の「ウォールドック株式会社」を新たに立ち上げました。

私達、レアテックグループでは、分譲マンションや賃貸ビル・アパマン等収益不動産物件の大規模修繕工事という事業をピンポイントに追求し極め、施工を確実に行う事はもちろんですが、分譲マンション管理組合様や区分所有者様が抱える修繕積立金不足の問題、収益性、マンション・アパート等の外装・共有部・各所設備などの経年劣化問題、デザイン性等の様々な悩みを改善するべく、新たな価値を与える提案をすることで、その建物の資産価値を右肩上がりに向上させることを目標としております。

私達の目指す分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産の真の世界の在り方は、
「住まう人やオーナー様の真の幸せ」、「マンション管理・運営の透明性」、「収益不動産の最大化」、「資産価値の再生向上」です。

レアテック株式会社
代表取締役社長杉山 卓弥

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