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雨漏り対策のチェックポイント
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 楽しかったゴールデンウィークも終わりましたが、皆さまゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか? 本日より、また気持ちを新たに、頑張っていきましょう! さて、今年も5月に入りまして、これから梅雨のシーズンを迎えますが、アパート・マンションなどをご所有のオーナーの皆さまにとって、 この季節、特に気にされるのは建物の「雨漏り」ではないでしょうか? 建物の雨漏り対策などは出来ておりますか? 実は、雨漏りの原因を発見するのは非常に難しく、また、雨漏りの被害が長期化する恐れもあります。 建物の浸水被害には、 ① 雨水が建物の損傷部などから建物内部に入る「雨漏り」と、 ② 水回り設備から水があふれ出る「水漏れ」 の2種類があります。 そこで今回は、「雨漏り対策」として、雨漏りの原因となる建物のチェックポイントをご紹介いたします! ① ベランダや屋上からの雨漏り まずは、ベランダや屋上ですが、床表面の防水層や保護塗膜のひび割れ部、 排水口にゴミが詰まり、劣化したジョイント部などから雨水が入り込んでしまいます。 こちらは屋上塩ビシート防水層がめくれ、ひび割れも発生しています。この状態になると大変危険です! こちらはとある物件のベランダ。床の保護塗膜が剥がれて雨水が染み込んでいます。 こちらはとある屋上の排水ドレンです。ゴミが溜まり、雨水が排水されずに、屋上がプールのような状態になっていました。 ② 外壁からの雨漏り 次に外壁ですが、外壁タイルがひび割れしたり、塗膜やシーリング防水が劣化したりする事により雨漏りが発生します。 また鉄筋コンクリート造の建物の場合、外壁からの雨漏りは、コンクリート内部の鉄筋をサビさせてしまい、建物強度の低下や、 外壁タイルの剥落による第三者への被害にもつながる恐れもあります。 ③ 窓廻りからの雨漏り そして最後に、窓廻りの隙間から生じる雨漏りです。 窓などサッシ廻りにあるシーリング材は5年から8年程度でひび割れやシーリング破断等の劣化が出てくると言われており、 そうした劣化部から雨水が浸入するので、雨漏りの原因となりやすいのです。 窓廻りのシーリング材の劣化部から雨水が浸入。タイルの目地が黒色の箇所は雨水が浸入している証拠です! 外壁のシーリング材が、ひび割れ・剥離・破断し、チョーキング現象も見受けられます。 シーリング材がこちらの写真の様になっていたら、雨漏りの危険性が更に高まります!! 以上、3つのチェックポイントをご紹介しました。 上記の箇所を中心に雨漏りは発生しやすいと言われております。 ですので、「ベランダ」、「屋上」、「外壁」、「窓廻り」これらの箇所を日頃から定期的に点検を行い、 劣化があれば早めに修繕をする事が、「雨漏りの対策」となります。 これから迎える梅雨シーズンに備えて、ぜひ、ご参考にしていただければ幸いです! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年5月6日 更新ウォールドック株式会社は設立3周年を迎えました
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 本日は令和4年4月11日、「4」が2つと「1」が2つ並ぶ日、またまたゴロが良い日です(^^) そして、4月11日と言うのは、レアテック株式会社の関連子会社「ウォールドック株式会社」の設立記念日でして、 本日を以って設立3周年を迎えました。 この「ウォールドック株式会社」について簡単にご説明しますと、 ビルやマンション・アパートなどの構造物の調査診断を主に行う会社です。 建物の大規模修繕の多くを、大手ゼネコンやコンサルティング会社・設計事務所が取り仕切ってる現状で、 公正にそして中立的な立場から、マンション管理組合やビルオーナー・不動産投資家の方々に 少しでもお金を残す仕組みをアドバイスしたいと考え、 2019年4月11日に建物の調査診断専門の会社「ウォールドック株式会社」を設立しました。 アパート・マンションの大規模修繕を行う前の準備として、 大規模修繕工事の工事内容や施工方法・仕様・材料を選定するためには、 建物のどの場所で、どんな劣化症状が出ているのか、建物の現状を把握していなければ、 どこの箇所をどのように施工し、どんな材料で補修するのか決められません。 ゼネコンやコンサル会社、設計事務所、管理会社からの大規模修繕工事の提案を鵜吞みにすると、 実は施工をしなくても良い工事内容まで、提案されている場合もあるのです。 そして、言われるがまま、やらなくても良い工事を行えば、余計に多く工事費用を払ってしまう事になります。 そうならない為にも、オーナー様や管理組合様、修繕委員会の皆様ご自身が、建物の現状をしっかりと把握して、 提案される大規模修繕工事の工事内容を精査することが、大切だと私たちは考えます。 私たちは大規模修繕工事をご検討される皆様のお悩み解決のお手伝いをさせていただきますので、 今後とも「レアテック株式会社」、「RENOBLE/リノブル」、 そして「ウォールドック株式会社」をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 最後に、余談になりますが、 昨日の石川県金沢市はとても良いお天気でした。 お散歩がてらお花見を(^^) 金沢市の桜は満開!見頃を迎えておりました! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年4月11日 更新レアテック株式会社 令和4年度 入社式
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 今年も4月に突入しました。本日は令和4年4月4日と、「4」が3つ並び、なんだか縁起が良い日ですね(^^) 先日の4月1日に、レアテック株式会社の入社式が行われました! 今年は新たに3名の仲間がレアテック株式会社に加わりました。 先ずは一人目、五代儀さんへ辞令交付 そして二人目、山本さんの宣誓 最後に三人目、奥田さんの宣誓 新入社員3名のご紹介はまた後日、改めてしたいと思います。 僭越ながら、私、羽根木がこの度の入社式の司会進行を務めさせていただき、 3人の緊張感が伝わって、私も緊張しながらも、何とか無事に入社式を終えることができました。 入社式を終えて、記念撮影。 新入社員の3名を見ていて、改めて自分自身も、初心に帰って今年も一年、頑張っていこうと思いました! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年4月4日 更新大規模修繕の工事内容
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 前回は「大規模修繕ってなぁに?」と題して、「大規模修繕」とは何か?詳しく解説しました。 今回のテーマは、次のステップとして「大規模修繕の工事内容」について、工事内容ごとに解説してまいります! 1 仮設工事 仮設工事には「直接仮設工事」と「共通仮設工事」の2種類があります。 1-①「直接仮設工事」 「直接仮設」とは、施工を行うために必要となる仮設の資材や作業、つまり建物を囲う足場工事を指します。 足場の組み立てには、国家資格足場の組立て等作業主任者をもった人材の配置が義務づけられており、 足場を組み立てる作業員は全員、特別教育を受講する必要があります。 1-②「共通仮設工事」 「共通仮設」とは、現場事務所や仮設トイレ、また工事現場は大変危険ですので関係者以外の人が 立ち入らないように敷地の周辺を囲う「仮囲い」や、足場設置届・道路使用などの各官庁への届出費用、 警備員などの費用も、この「共通仮設」に含まれます。 2 下地補修工事 「下地補修工事」とは、外壁や共用廊下、バルコニーなどの床や壁、天井面、庇などのコンクリートやモルタルの ひび割れや浮き、爆裂・欠損などを補修する工事です。 「躯体改修工事」とも呼ばれるこの下地補修は、大規模修繕において、一番重要な工事と言っても過言ではありません。 それは一体なぜでしょうか? 例えば、外壁に入ったひび割れや浮きを補修せずに塗装をしたり、タイルを貼り替えしたりしても、 またすぐにひび割れなどの劣化が表面化して、塗膜が剥がれたりタイルが浮いたりするからです。 せっかく大金を投じて行った大規模修繕の効果が長持ちしないのは本当に残念ですよね...。 また目に見えない部分の工事ですので、おろそかになりがちですが、工事の仕上がりや見栄えにも影響が出ます。 ですから、劣化部位をキレイに取り除き、その劣化に合致した補修材で補修を行う 「下地補修工事」がとても重要なのです。 3 タイル補修工事 外壁タイルは一般的には躯体コンクリートに、タイル接着用の張付けモルタルを塗り、その上にタイルを貼り付けています。 タイルの劣化の症状は大きく分けて3つのパターンに分かれ、劣化の症状によってそれぞれ補修の方法も異なってきます。 こちらでは「タイル補修工事」の方法を劣化症状別で3つご説明します。 3-①「タイルのひび割れ」 タイルのひび割れ補修は、ひび割れがどの層まで達しているかによっても、補修方法が変わってきます。 こちらでは、ひび割れの度合いが一番ひどい場合の補修方法を解説します。 それは、躯体コンクリートにまでひび割れが存在する場合です。 こうした場合、まずはひび割れたタイルを取り除き、先ほどご説明しました下地補修(ひび割れ部へのエポキシ樹脂注入)を 確実に行った上で、新たなタイルに貼り替えをします。 大規模修繕の見積書には「タイル貼替工事」や「タイルひび割れ部エポキシ樹脂注入工事」などと記載されます。 既存のタイルと同じものがあればそのタイルで貼り替えますが、既存のタイルが廃盤になっていたり、 類似品はあるが、どうしても外観にこだわって同じタイルにしたいと言う場合は、タイルを新たに製作しなければならず、 それにはやはり、製作日数と費用も掛かってしまいます。 既存のタイルと多少の色の違いがあっても、類似品で代用できるのでしたら、その方が費用は安く抑えることができます。 3-②「タイル陶片浮き」 この「陶片浮き(とうへんうき)」とは、躯体側ではなく張付けモルタルからタイル自体が剥がれて、 タイル陶片が一枚一枚単独で浮いている状態を指します。 この場合、躯体コンクリートとモルタル側は接着していますので、浮いているタイル陶片をピンで固定する工法で補修をします。 大規模修繕の見積書には「アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法」と記載されたりします。 タイルに穴をあけて、そこからエポキシ樹脂を注入しタイルをモルタルに接着させて、ピンでタイル陶片を固定します。 ※アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法の施工写真 3-③「タイル下地浮き」 ここで言う下地とは、張付けモルタルになります。 その張付けモルタルが躯体コンクリートから剥がれて浮いた状態を「下地浮き(したじうき)」と言います。 張付けモルタルとタイルは接着していますので、この場合の補修方法は、 タイルとタイルの間、目地に「アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法」にて補修をします。 私たちの業界用語では「目地注(めじちゅう)」と言ったりします。 目地に穴をあけてエポキシ樹脂を注入し、ピンで躯体コンクリートと下地モルタルを全体的に面で固定させます。 ※アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法の施工写真 以上、大きく分けて3つのタイル補修の方法を解説しましたが、タイルの劣化症状や、建物の仕上げによっても 補修の工法や使用する補修材料は異なり、多岐にわたります。 「タイルの陶片浮き」なのに、「目地注」で施工をしても、タイルが落ちてしまうのはある意味、当然ですよね...。 どういった劣化症状なのかを正確に見極めて、それに合った工法や材料で施工をすることが、とても重要なのです。 4 シーリング工事 「シーリング工事」とは、外壁ボードや窓のサッシなどが取合う部分に行う工事です。 シーリング材と呼ばれるゴム状で弾力性がある防水材料を、部材や設備の取合う隙間に埋めて雨水の浸入を防ぎます。 シーリング材は、建物の歪みや熱によるボード等の伸縮によって、ボードとボードの継ぎ目・目地が動く事から、 その動きに追随するために、柔軟性(弾力性)が高いものである必要があります。 ですが、シーリング材も外壁同様、紫外線や雨水で劣化し柔軟性(弾力性)が徐々に低下していきます。 シーリング材が劣化すると、劣化した箇所から破断し建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れがあるため、 シーリング材は定期的な補修をする必要があるのです。 シーリング工事には、既存のシーリング材の上からシーリング材を充填する「増し打ち工法」と、 劣化したシーリング材を撤去して、新たにシーリング材を充填する「シーリング打替え工法」があります。 「増し打ち工法」の方が費用は安く抑えることができますが、 劣化して固まったシーリング材の上から新たなシーリング材を充填しても、古いシーリング材と新しいシーリング材がなじまず、 また必要なシールの厚みが確保できずに隙間ができたりシーリング材が剥がれたりしてしまう場合もあります。 ですので「シーリング工事」においても、シーリング材の劣化を正しく見極めて、適した工法でシーリング工事を行う事が大切です。 5 塗装工事 塗装工事は主に「外壁塗装工事」と「鉄部塗装工事」に分けられます。 どちらも外観の美しさを保つためだけでなく、塗装工事をすることによって紫外線や雨風、汚れ等から 外壁や鉄部を保護する効果も得られます。 塗装の前には汚れやサビを除去し、目的に応じた塗料を使って仕上げをします。 5-①「外壁塗装工事」 まず、外壁塗装面の状態を確認するため、下地と塗膜の付着力を検査します。 付着力が一定以上の場合には、上から塗料を重ねることができますが、付着力が弱くなっている場合には、 既存の塗膜ごと剥がれてしまう可能性がありますので、既存の塗膜を除去した上で、新たに塗装を行います。 また、塗装材にはシリコン塗料やフッ素塗料など様々な塗料が使われますが、 使用する塗料の施工手順に沿って適切な量を均一に塗ることで塗料の効果を最大限に引き出すことができるのです。 5-②「鉄部塗装工事」 建物外部にある鉄骨階段やバルコニーの手すり、ドア、非常階段、メーターボックスなど鉄部に塗装をする工事です。 鉄は空気中の酸素と水分、排ガスやホコリなどと触れる事で化学反応を起こして酸化し、サビが発生します。 ですので、鉄部の塗装には必ず「錆止め塗装」を施します。 まずは、サンドペーパーなどを使いサビを取り除く「ケレン掛け」をします。この作業を丁寧に行うことで サビの再発を防ぎ、塗料との密着度を高めることができるのです。そして、ケレン掛けなどの下処理を終えた部分に 錆止め塗装を行い、中塗り塗装、上塗り塗装と3回に分けて塗装を行います。 6 防水工事 「防水工事」とは、屋上やバルコニー、共用廊下、共用階段などから雨水が建物内部に浸入するのを防ぐために行う工事を言います。 新築時に防水処置が施されていますが、紫外線を含む直射日光や風雨を受けて、防水性能は日々、失われて劣化していきます。 特に、屋上防水の劣化を放置すると「漏水」につながるだけではなく、建物本体に様々な影響を及ぼします。 防水工事の工法も、 ≪屋上≫であれば「ウレタン塗膜防水」や「塩ビシート防水」、「アスファルト系防水」、 ≪バルコニーの庇や手すり等≫は「ポリマーセメント系塗膜防水」や「アクリル系塗膜防水」 など、施工場所や既存の防水層によって工法が異なります。 ここで一つ例をあげてご説明します。 施工場所⇒≪屋上≫、既存の防水層⇒≪ウレタン塗膜防水≫の場合、 【ケース1】既存の防水層と下地との接着が良好であれば⇒「ウレタン塗膜防水」を重ね塗りするだけでも充分なのですが、 【ケース2】既存の防水層と下地との接着が悪ければ⇒「塩ビシート防水(機械的固定工法)」で新たな防水層を築くのが 北陸など寒冷地では最適です。 このように、防水層の状況によっても工法が異なってきますので、 防水層の状態をキチンと把握し、適切な時期に補修することが大切なのです。 7 その他工事・クリーニング工事 最後に「その他工事・クリーニング工事」です。 7-①「その他工事」 先にご説明した工事以外に、玄関扉やサッシの交換、竪樋の取替、基礎巾木の塗装など、 必要であれば予算に応じて追加工事として行います。 7-②「クリーニング工事」 大規模修繕の最後に行う仕上げの工事になります。外部のガラスやサッシ、内部建具のクリーニングや、 床などの洗浄やワックス掛けなどを行います。 全ての工事を終えた後、完了検査を行い、工事の手直しがあれば是正をして竣工・お客様へ引き渡しとなります。 8 まとめ 以上が、大規模修繕の一般的な工事内容になります。 ここまでお読みいただいて、お分かりになったかと思いますが、どの工事でも、施工する場所や劣化の症状によって、 施工方法や使用する材料が異なります。 もし劣化の症状を見誤り、その劣化に合わない工法で施工を行ったとしたら、残念ですが工事の効果は期待できないでしょう。 大規模修繕は費用も高額です。その費用を無駄にしない為にも、 大規模修繕の前に、まずは、建物の調査診断をして、建物の現状を知ることが一番重要なのです。 私たち「RENOBLE/リノブル」は、大規模修繕専門店です。建物の調査診断から施工の提案、改修工事まで ワンストップで対応し、高品質な技術をお届けいたします!大規模修繕をご検討の際には、 ぜひ私たち「RENOBLE/リノブル」にお声がけくださいませ!! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年3月14日 更新レアテック株式会社はおかげさまで創立24周年を迎えました
「RENOBLE/リノブル」運営会社である、弊社レアテック株式会社は、 本日令和4年3月1日で創立24周年を迎えました。 これもひとえに関係各位のご支援、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。 これから先も皆様に愛される会社を目指し、社員一丸となって社会貢献に努めて参ります。 引き続き皆様のご支援、ご指導を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。 レアテック株式会社/RENOBLE 代表取締役社長 杉山 卓弥 2022年3月1日 更新大規模修繕工事の最適な周期とは?
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 毎日、寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 春の訪れまでもう少しです。今日も寒さに負けずに元気に頑張りましょう! さて本日のテーマは「大規模修繕工事の周期」についてです。 大規模修繕工事と言うだけあって、長期間に亘る大掛かりな工事になりますので、 毎年行うものでは無いという事は皆さまもご理解いただけていると思います。 では、どのタイミングで大規模修繕工事を行えば良いのでしょうか? 今回は「大規模修繕工事を実施するタイミング・周期」について詳しく解説していきます! 1.国が推奨している修繕周期 まずは、国の見解から見ていきましょう。 日本の土地や建築物などの整備・建設事業を管理する国土交通省から、 平成20年6月に「長期修繕計画作成ガイドライン」というものが公開されております。 このガイドラインは、分譲マンションの経年による劣化に対して、適切な時期に適切な修繕工事を行うために、 長期修繕計画を立てて、その修繕計画に基づいた修繕積立金の金額を設定し積み立てることを目的としており、 その長期修繕計画を作成するためのガイドラインが示されています。そこには「計画期間の設定」として、 「既存マンションの場合25年としています。(大規模修繕(周期12年程度)が2回含まれる期間)」 との記載があります。 また、下記の図①をご覧ください。 【図①】 こちらの図は、「長期修繕計画作成ガイドライン」にある「計画修繕と改修の重要性」の図になります。 ご覧の通り、1回目、2回目、3回目の大規模修繕を行うタイミングで、それぞれ12年目程度、24年目程度、36年目程度と 記載がある事から、大規模修繕工事の周期が、「12年周期」であると広く世間に伝わりました。 ですが、こちらのガイドラインが公表されたのは平成20年と今から14年も前の事です。 こちらのガイドラインは令和3年9月に見直しがされ、それでも 「計画期間の設定は、30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とします」とされました。 周期で換算すれば「15年に1回」のペースで大規模修繕工事を行いましょう。という事になりますね。 つまり、大規模修繕工事の周期の目安として「12年~15年」と言うのが、国土交通省の考え方なのです。 2.工事部位ごとの修繕周期 次に各部位における修繕周期について見ていきましょう。 国土交通省が公開している「長期修繕計画作成ガイドライン」の、「長期修繕計画標準様式の記載例」に、 部位ごとの修繕周期が参考として記載されております。 また、下記の図②をご覧ください。 【図②】 こちらは、国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」などを基に、 「建物の代表的な部位の耐久年数の目安」を分かりやすく図にしたものになります。 こちらの図の通り、それぞれの耐久年数は異なっており、階段や廊下の「鉄部塗装」は早ければ4年で 塗料の防水性能が切れてしまい、逆に、「建具・金物など」は20年以降に取り換え、 「屋上の防水」や「屋根の葺き替え」は21年~25年までは耐久年数が持ちますので、それまでの期間は 修繕を行う必要は無いという事です。 つまり、建物の全ての部位の修繕周期が、国が推奨している大規模修繕の周期「12年~15年」に 当てはまるものでは無いという事になります。 3.本当に12年で大規模修繕をしないといけないのか? こちらのお話の前に、「修繕」と「改修」の違いについて、簡単にお話しておきます。 ・「修繕」とは、劣化した建物やその部分の性能・機能を回復させる行為 ・「改修」とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物の性能を改善する変更工事 になります。 先にご覧いただいている【図①】にも、小さな字で「修繕」と「改修」の違いについて記載してありますので、 合わせてご確認ください。これからお話しする内容は、「修繕」と「改修」が深く関わってきますので、 充分にご理解いただけたらと思います。 それでは話を戻します。 では実際、大規模修繕工事は国が推奨している12年~15年の間に行わなければいけないのでしょうか? 先にもお話しましたが、国土交通省が「長期修繕計画作成ガイドライン」公開したのは、平成20年と今から 14年も前の事です。令和3年9月に見直しがされておりますが、 今は、材料の性能や施工技術も格段に進歩し向上していることや、稀に一部のしっかりとした診断や施工ができる 業者が、1回目の大規模修繕工事を、「修繕」ではなく、「改修」と呼べるレベルで、もし仮に実施出来たのであれば、 2回目の大規模修繕工事までの耐用年数や期間がグッと一気に伸びて、次の大規模修繕までの周期が、 12年以上の15年や18年まで伸びると私たち「RENOBLE/リノブル」は考えております。 ですが、建物の耐用年数や期間を伸ばすためには欠かせない「重要なポイント」があります。 それは...。 4.元に戻すだけではない?大規模修繕の重要なポイント 建物の耐用年数や期間が伸びれば、大規模修繕の周期も伸ばすことができるとお話しました。 その「重要なポイント」を解説いたします。 私たち「RENOBLE/リノブル」が行う大規模修繕は、しっかりと事前に建物の診断を精密に実施し、その上で、 「その建物独自」の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工します。 「その建物独自」と言うのは、建物はどれも同じものは一切なく、設計も施工も、協力業者も職人も、 施工不良も外装の仕上げも材料も、仕様も季節も天候も、まったく一緒な現場はありません。 つまり、各々の建物が独自の「オリジナルな劣化」を形成しているのです。 ですから、1回目の大規模修繕を待たずに、「こまめな診断を実施」し、劣化が著しく危険になる前に、 「細かな小修繕」を繰り返して、来たるべき大規模修繕に備えるのです。 もちろん、仮設などの考慮も充分にありますが、つまりは、「常に建物の現状を把握しておくこと」が肝心なのです! そして、大規模修繕の機が熟したところで、仮設が必要な箇所を纏めて「改修」つまりグレードアップと呼べる、 品質の高い「大規模修繕(改修)工事」を実施すれば良いのです! 5.「RENOBLE/リノブル」の診断で、大規模修繕の本当のタイミングが分かる! ここまでは、建物が竣工してから1回目の大規模修繕を実施する前に、「こまめな診断を実施」することが 重要だとお話してきました。 少し話がそれますが、皆さまは、「瑕疵担保責任」と言う言葉をご存知でしょうか? 「瑕疵担保責任」とは、住宅を新築した時点で明らかではない、隠れた瑕疵(欠陥や不具合)が発見された場合、 売主が買主に対して負わなければならない責任の事を言います。この、瑕疵担保責任による損害賠償請求権は、 引き渡しから10年の経過を持って消滅する事から、「10年の期限が切れる前に、一度しっかりと診断する」 ことによって、欠陥や不具合を見落とすことが防げるかもしれません。 また、建物にとって竣工から10年という年数は、保証の期限が切れると同時に、あらゆる部位でメンテナンスの 必要性が高まる時期でもあります。 ですから、一番良いのは「10年を経過する前に、まずはしっかりと建物の劣化状況を、建築仕上げ診断技術者 (ビルディングドクター)や、改修に精通した建築士などのプロフェッショナルが建物診断を行い、それらを常に 把握して定期的な簡易診断を実施する」ことです。 そして、長期修繕計画を見直しながらコストや予算なども考慮した上で、全体の大規模修繕工事に備えることが 大切なのです。 私たち「RENOBLE/リノブル」は、これまで数多くの建物の調査診断を行って参りました。 これまでの経験と実績を基に、あらゆる角度から建物の劣化レベルを調査診断し、その建物に合った大規模修繕の ベストなタイミングと、お客様のご要望に沿った修繕・改修のご提案を実現いたします! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年2月18日 更新大規模修繕にかかる費用とは?専門家が徹底解説!
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 2022年1月があっという間に過ぎてしまいました(^^; 2月はただでさえ一年の中でも日数が少ない月ですので、気を引き締めて頑張っていきましょう! さて、私たち「RENOBLE/リノブル」はビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門店として、 昨年、2021年3月31日にオープンいたしました。 そんな中でよくあるご相談というのが、「大規模修繕の費用」についてです。 アパート・マンションなどのオーナー様や、分譲マンションの管理組合様や区分所有者の皆様にとって、 「修繕費用」、つまり「お金」に関する疑問やお悩みは尽きないことと思います。 そこで!今回は、大規模修繕の専門家である「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕の費用」について、詳しく解説していきます! 1.大規模修繕の費用の相場とは? 大規模修繕の相場は、国土交通省から発表されており、おおよそ1戸当たり約100万円と言われております。 こちらの表をご覧ください。 (出典:国土交通省「持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会」) こちらの表を見て分かる通り、大規模修繕は様々な工事内容が含まれており、この工事内容を一度に全て行った場合の 大規模修繕の費用が、1戸当たり約100万円になります。 ですが、建物の構造や部位・部材、仕上げ材料や劣化の度合いによって、大規模修繕の費用が100万円よりも増えることもあれば、 逆に100万円よりも少なくなることもあります。 また、大規模修繕は、1回では終わらず、2回目、3回目と繰り返し行うことで、建物を長期的にそして安全に保つことができ、 居住者の皆さんが長く安心して暮らせるのです。 話が少しそれてしまいましたが、何を言いたいのかといいますと、1回目に行う大規模修繕に掛かる費用と、 2回目、3回目に行う大規模修繕に掛かる費用とでは、また違った金額になる、という事です。 なぜならば、1回目の大規模修繕の良し悪しによって、その修繕箇所が長持ちすれば2回目の修繕に掛かる費用は抑えることができますし、 逆に1回目の大規模修繕が施工不良となった場合は、残念ながらより多くの費用が発生してしまう事もあり得ます。 ですので、「大規模修繕の費用の相場」=「一戸当たり約100万円」とは言いましても、あくまでも目安として捉えて頂けたらと思います。 2.大規模修繕の各工事内容 次に、大規模修繕の各工事の内容についてです。まずはこちらの表をご覧ください。 こちらは「建物の各部位や設備の耐久年数の目安」を表したものになります。 先に見ていただいた表でも、大規模修繕の工事内容が記載されていたかと思いますが、こちらの表に記載された内容が 大規模修繕の項目として加えられ、さらに下記の内容が加わります。 ・「法定福利費」・・・国土交通省が建設業における社会保険の未加入を無くすための対策として、見積書の内訳に「法定福利費」を 記載しなければなりません。「法定福利費=労務費総額×法廷保険料率」で計算されます(その他の算出方法もあります)。 ・「一般管理費・現場諸経費」・・・施工管理を行う者の人件費や、現場で必要となる消耗品などの費用。 以上の内容が追加されて、大規模修繕が行われます。 こちらの表を見てお分かりになるかと思いますが、建物の各部位や設備によって、それぞれ異なる耐久年数となっています。 例えば、同じ外壁でも⑬「外壁目地シーリング」は5年~8年、⑮「屋根・外壁塗装」では10年~15年とあり、 最大で10年の差がありますよね。 つまり、それぞれの部位部材によって修繕をするタイミングが異なってくるのです。 また、先にもご説明した通り、建物の構造や部位・部材、仕上げ材料や劣化の度合い、また前回の施工の良し悪しによっても、 修繕するタイミングが変わってくるのです。 もし、こちらのブログをご覧の方で、お手元に大規模修繕の見積書がございましたら、ぜひこちらの表でご確認ください。 そして、見積書に修繕をしなくても良い工事内容の記載があれば、その見積書を提出した業者に、 「今回の大規模修繕で本当に行わなければならない工事なのか?」をしっかり確認しましょう! 3.大規模修繕の費用はどうやって用意する? 大規模修繕の各工事の内容をご理解いただけましたら、実際に「大規模修繕を行うための資金をどうやって用意するか?」 皆さん、一番気になる問題ではないでしょうか。 選択肢として3つの方法をご説明します。 ① 修繕積立金 アパート・マンションのオーナー様なら、家賃収入から毎月一定の金額を、修繕に掛かる費用として積み立てておく方法です。 例えば、銀行の定期預金口座を「修繕積立金」用に開設する、あるいは、修繕積立のできる保険商品もあるので、 色々な金融商品を利用するのが有効かと思います。 また、分譲マンションを購入された方でしたら、毎月「管理費」や「修繕積立金」を支払っていると思います。 その「修繕積立金」として支払っている資金で、同じマンションを購入された方達みんなの「修繕積立金」が 大規模修繕の費用に充てられます。 賃貸物件・分譲マンション、どちらにしても、現在「修繕積立金」の管理全てを管理会社に任せきりにしているならば、 「修繕積立金」がどのように管理されているのかを、管理会社の担当者に確認していただきたいと思います。 それは、皆さんの大切な「修繕積立金」が、今すぐに行わなくても良い不要な工事に使われたり、 また、本当に行わなければいけない工事をいざしようとした時に、積立金が不足している為に工事ができないこともあったりと、 不透明な管理をされている可能性があるからです。 ですので、「修繕積立金」の管理を管理会社に任せきりにせず、自分ゴトと捉えて関心を持って頂きたいと思います。 ② 自己資金 次に「自己資金」ですが、読んで字のごとく自分自身で用意する資金・個人資産ですね。 例えばアパートやマンションを建てる際に、建築資金の一部を大規模修繕の費用として予め予算取りしておく、 また、個人的な預貯金や手持ちの現金を集めて、修繕費用に回す方法です。 家賃収入の他にも収入源があるなど、もともと生活にゆとりのあるオーナー様であれば、この方法で修繕費用に困ることはないでしょう。 ③ 借り入れをする そして最後に、どうしても大規模修繕の費用が不足する場合にとる方法が、金融機関で「借り入れをする」方法です。 建築時のローンの返済がすでに終わっている場合は割とスムーズに融資が下りると思いますが、まだローンを返済中の方は、 追加でローンの返済をしていける余力があるかどうか、資金計画を見直す必要があります。 ローンの一本化が可能かどうか、金融機関に相談してみてもよいでしょう。 以上、3つの方法をご紹介しました。 大規模修繕には高額な費用が必要となります。ですので、事前に10年~20年後に行うであろう修繕工事の内容と、 その工事に対する修繕積立金の計画「長期修繕計画」が重要となります。 大規模修繕をご検討の際には、「長期修繕計画」を見直してみてはいかがでしょうか。 4.大規模修繕の費用を抑えるには 大規模修繕には高額な費用が発生することは避けて通れないところです。しかし、「少しでも安く抑えたい!」 そのように考える方が多いのではないでしょうか?そこで、大規模修繕の費用を安く抑える方法をご紹介いたします! ① 相見積りを取る 「相見積り(あいみつもり)」とは、大規模修繕の見積書を複数の施工業者から取り寄せる方法です。 見積書の工事内容も同じにして、最低でも3社から見積書を取り寄せましょう。全ての見積書の内容を横並びにして比較するのです。 横並びにすることで、工事内容ごとの価格や施工品質の内容なども比較しやすくなります。 また、1社だけ見積金額が飛びぬけて高額であれば、すぐに見抜くことができます。この場合は、本来必要のない過大工事 「オーバースペック」な工事の可能性があります。逆に、見積金額が安ければ、なぜ他社よりも安い金額なのか、 理由をキチンと確認しましょう。金額が安いのは手抜き工事をされる可能性が高いからです。 このように他社との見積りを比較することは見積金額の妥当性を見極めるだけではなく、過大工事や手抜き工事の防止にもつながります。 ② 建物の調査診断をする 大規模修繕工事を実施する前に、建物が現在、どのような状態なのかを知ることが大切です。 無料で建物の診断をしてもらえる簡易的な調査もありますが、大規模修繕を行うためには精密に建物の調査診断をして、 その診断内容を基に建物の状態を判断し、工事内容を決定することが重要なのです。 しかし、建物の調査診断をせずに大規模修繕工事の見積書を提出してくる施工業者もあります。 そうした施工業者の見積書には、不要な工事内容が含まれている、つまり、余計な費用を請求されたり、 契約後にいざ工事を行った結果、見積りよりも工事費用が掛かってしまい、施工後に予定していなかった工事費用を 追加で請求されたりする可能性もあるのです。 大規模修繕の工事内容を有効性の高いものにするためには、まずは建物の状態を正確に知ることです。 最適な工事内容や仕様が見積りに反映できるよう、事前にキチンと建物の調査診断を行いましょう。 以上が「大規模修繕の費用を抑える」ポイントになります。 今回は、「大規模修繕にかかる費用」について解説して参りました。 私たち「RENOBLE/リノブル」は大規模修繕の専門家であり、 また建物の調査診断を「業」としている建物診断の専門家でもあります。 大規模修繕に関するお悩みであればどんな事でも構いません。お気軽に何なりとご相談くださいませ! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年2月7日 更新リノブル用語解説 Part1.『シーリング材』
皆さま、こんにちは! この度も「リノブルスタッフブログ」にお越しいただき、ありがとうございます! レアテック株式会社の羽根木晃子です。 私たち「RENOBLE/リノブル」は、アパート・マンションなどの建物の調査診断と、屋上などの防水工事、 外壁塗装などなど建物の各種修繕改修工事を専門に行っております。大きな括りで言うと「建設業」になります。 どの業界にもあると思うのですが、その業界ならではの、その業界に携わっている人にしか分からない用語があって、 「建設業」でも沢山の業界用語があります。 そこで、今回は「リノブル用語解説」と題しまして、皆さまに知っていただきたい建設業界の用語について、 定期的にこのブログで分かりやすく解説していきたいと思います! 記念すべき1回目の用語は「シーリング材」についてです。 「シーリング材」とは、建物や設備の設置の際、材料と材料の間にできてしまう隙間を埋めることを目的とした材料です。 もしかしたら、「コーキング」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるかも知れませんが、 「シーリング」と「コーキング」に大きな違いはなく、呼び方が違うだけでどちらも同じものとして扱われています。 こちらでは「シーリング」と呼ばせていただきたいと思います。 その特徴は、 材料同士をつなぎ合わせることが可能(密着性) 常温では液状であり、時間が経つことで硬化する(凝固性) 水や空気を通さない(密閉性・断熱性) ゴムのように衝撃を吸収する(弾力性) 以上のような特徴から、建物を雨水から護る役割も果たしてくれています。 例えば、サイディングボードやALCボードでつくられた外壁は、複数のボードを張ってできており、 その隙間をシーリング材で埋めています。 シーリング材は、建物の歪みや熱によるボードの伸縮によって、ボードとボードのつなぎ目 (目地(めじ)と言います)が動く事から、その動きに追随するために、柔軟性が高いものである必要があります。 ですが、シーリング材も外壁同様、紫外線や雨水で劣化し柔軟性が徐々に低下していきます。 シーリング材が劣化すると、劣化した箇所から建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れがあるため、 シーリング材は定期的な補修をする必要があるのです。 では、シーリング材の劣化の種類と補修するタイミングについてご紹介します。 【チョーキング現象(白亜化現象)】 紫外線や雨を浴び続けることで、シーリング材の成分である樹脂や顔料が分解されて、 粉状になって表面に現れる現象を言います。 こちらの写真の指についている白い粉状のものが、シーリングのチョーキング現象によるものです。ひび割れ、破断も確認できます。 チョーキング現象は、シーリング劣化の初期段階ですので、今すぐに補修をする必要はありません。 【表面のひび割れ】 チョーキング現象が進行していくと、次第にシーリング材の柔軟性が失われてひび割れをおこします。 シーリングには、柔軟性をもたせる為に可塑剤(かそざい)というものが含まれていますが、 その可塑剤が紫外線によって気化し、柔軟性が失われてしまい、その結果ひび割れという現象が起きてしまうのです。 【肉やせ・破断・剥離】 肉やせとは、何度も繰り返しになってしまいますが、紫外線などを浴び続けたことによって、シーリングに含まれている 可塑剤が表面に溶け出し、シーリングの厚み自体が減少してしまうことです。 新築時に施工した際のシーリングの厚み不足や、シーリング材をしっかり密着させるために塗る「プライマー」と 呼ばれる下塗り材の不足も原因としてあげられます。 こちらの写真をご覧ください。↓ 表面のひび割れや、肉やせを放置していると、ご覧のようにシーリング破断や、外壁とシーリング自体が剥離してしまいます。 このような剥離・破断した箇所から雨水が浸入して、漏水の原因となるのです。 また、シーリングの劣化を身近なもので例えるならば、「輪ゴム」です。 輪ゴムを長い間、陽の当たる場所に放置していて、いざ、使おうとした時に、硬くなって切れてしまった。 このような経験、ありませんか? 輪ゴムの劣化も、時間の経過に伴う紫外線などにより成分が分解されておきていて、シーリングの劣化も同じ原理になります。 シーリング材の耐久年数は、私たち「RENOBLE/リノブル」の基準では約5年~8年です。 ですが、ひび割れや剥離などの症状が出たら、できるだけ早く補修をしてください。 応急処置として、ひび割れの場合は既存のシーリングの表面にシーリング材を塗布する「増し打ち工法」で 補修をすれば、表面のひび割れの進行を防ぐことも可能ですが、剥離や破断の場合は、 劣化しているシーリング材を撤去して、新たにシーリング材を充填する「打ち替え工法」での補修が必要となります。 ここで!シーリング工事業者の選定には注意してください!! シーリングが剥離・破断など「打ち替え工法」でしか補修できない劣化をしているのに、 「増し打ち工法」で費用を押え、見積りを安く提示してくる業者もいるからです! 劣化しているシーリングを撤去せずにその上から新しいシーリング材を充填しても、 シーリングの役割を十分に発揮できませんし、余計に無駄な費用を掛けるだけの工事になってしまいます。 ですので、「まだ、増し打ち工法で大丈夫ですよ~」や 「増し打ち工法のほうが手間や費用を抑えることができるので、うちのほうが安く工事できますよ!」 などと言ってくるような業者には注意しましょう。 もちろん、劣化していない場合は「増し打ち工法」でも問題ない場合もあります。 いずれにしましても、シーリング材の劣化症状をみつけたら、まずはシーリングの状態を専門の業者に 診断してもらう事をオススメします。そして、必ず相見積りを取り、工法の確認を行いましょう。 私たち「RENOBLE/リノブル」は、建物診断のプロフェッショナルであると同時に 今日のテーマとしました「シーリング工事」を得意としております! 建物の劣化状況を正確に把握したうえで、その建物に合った工法にて工事をご提案させていただきますので、 お気軽に、ご相談くださいませ! それでは、この度も最後まで「リノブルスタッフブログ」をお読みいただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いいたします! リノブルは、 北陸3県 石川県 富山県 福井県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市 河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市 など 地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた、建物診断、外壁塗装、外壁タイル改修、雨漏り補修、防水工事 大規模修繕のプロフェッショナル集団です。 ビル マンション アパート 収益物件 病院 学校 工場 倉庫 などの タイルの欠損 タイルの剥落 漏水 水漏れ 雨漏り を見付けたら、 調査診断 打診調査 赤外線調査 定期調査 改修工事 修繕工事 防水工事 塗装工事 は 「RENOBLE/リノブル」 「レアテック株式会社」 「ウォールドック株式会社」へ... 住宅の 屋根・外壁の塗装工事 防水工事 リフォーム は... 「プロタイムズ金沢駅西店」 「プロタイムズ富山中央店」 にお任せ下さい‼ 外装劣化診断士による建物調査診断を無料で行っております‼ 他社にはない『徹底した調査診断と卓越した施工技術』でオーナー様の建物をお守り致します。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■お見積もり・ご相談・お問い合わせはこちらから! 2022年1月27日 更新レアテック株式会社は、北陸を中心に皆様ご存じの数多くのシンボリックなビルやマンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを解析し、建物の超長寿命化や資産価値再生と向上を考慮した改修工事やリノベーションの提案・施工を行っており、大手ゼネコン様の各社や設計事務所様から長年厚い信頼を得て、今日に至ります。
おかげさまで2024年3月1日を以って創業26周年を迎えました。
そしてこの度、レアテック株式会社から、「大手の安心と信頼をそのままに...」をモットーに、エンドユーザーであるお客様に長年の実績と経験から培った技術やノウハウを皆様へダイレクトにお届けしたく、主に分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産物件などの大規模修繕のコンサルティング及び、改修工事事業を専門とした新たなサービスブランド、「RENOBLE(リノブル)」とマンション診断専門の「ウォールドック株式会社」を新たに立ち上げました。
私達、レアテックグループでは、分譲マンションや賃貸ビル・アパマン等収益不動産物件の大規模修繕工事という事業をピンポイントに追求し極め、施工を確実に行う事はもちろんですが、分譲マンション管理組合様や区分所有者様が抱える修繕積立金不足の問題、収益性、マンション・アパート等の外装・共有部・各所設備などの経年劣化問題、デザイン性等の様々な悩みを改善するべく、新たな価値を与える提案をすることで、その建物の資産価値を右肩上がりに向上させることを目標としております。
私達の目指す分譲マンションや賃貸ビル・アパマン収益不動産の真の世界の在り方は、
「住まう人やオーナー様の真の幸せ」、「マンション管理・運営の透明性」、「収益不動産の最大化」、「資産価値の再生向上」です。
レアテック株式会社
代表取締役社長杉山 卓弥
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